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5月に秋田勤務になり、たまたま入居したアパートから歩いて5分ほどのところに小さな町中華店があったが、行列ができていることも多い評判の店だった。
日頃不足しがちな野菜類を手軽に摂れるメニューが豊富な中華料理は手っ取り早く、自宅から近いこともあり何度も訪問しているが、厨房でじいさんが1人前ずつ丁寧に調理して提供するため配膳されるまでに時間が掛かり、営業時間も短く、思い付いてフラッと立ち寄ってすんなり食べることは難しいハードルの高い店でもある。
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6月30日金曜日は遠隔地の湯沢市を訪問する仕事が入っていたのでクルマで通勤した。
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したがって、仕事を終えてからクルマで帰宅したが、夕飯をどうしようか考え、念のためその中華料理店「東京飯店」へ行ってみると、これまで行列ができていたり店内に着席している客の大部分が配膳されておらず入店できても相当時間が掛かりそうな感じの日が多かったのだが、この日は店内には2組だけ、しかもすでに料理が配膳されており、今ならすぐ入店でき、注文すればすぐに調理に取り掛かってもらえる雰囲気である。
こんなチャンスはめったにないと思うので、その「東京飯店」で夕飯を食べることにして「やきそば(1050円)」を注文すると、爺さんはすぐに調理に取り掛かり、入店してから12分後には配膳。
前回はあんかけスタイルの「五目やきそば」を食べたが、今回は具材たっぷりの塩焼きそばである。
もう味の傾向はおおよそ分かっており、想像した通りかなり薄味である。
麺の焦がし加減が絶妙で旨い。
スープはいつもの中華風のスープ。
このままでも十分おいしいものの、非常に薄味なのでちょっとだけソースも掛けて食べてみる。
焼きそばソースではなくウスターソースだが、ソースを掛ければ一層おいしくなった。
シンプルながらおいしくいただき、残り1口まで食べ進んだ。
完食すれば結構なボリュームでもあり満足である。
ともかく、お店に着いて即入店できて、すぐに注文することもでき、丁寧に調理しても12分後には配膳されるなんて、これまでこんなスムーズだったことなどなかったので、この日は非常にラッキーであった。
その2週間後、7月14日金曜日も仕事でクルマを使ったのでクルマで通勤し、夕飯は食べずに帰宅した。
そこで、夕飯は「東京飯店」で食べようと、夜の営業が始まる19時を狙い、18:50にお店に着くと1番乗りだった。
「本日終了」となっているが、厨房の照明は点灯しており、これは「お昼の営業終了」という意味だと思うので入口の前で待つ。
すると、18:55に夜の営業開始となり、営業開始と同時に入店でき1番に注文することができた(この写真は食べ終わって店を出たときに撮影)。
この日は昼飯では事務所近くの定食屋で野菜炒め定食を食べ、しっかり野菜摂取していたから夕飯で野菜摂取を考える必要もなかったので、インターネットで調べるといちばん評判の高い「チャーハン(800円)」を食べてみようと注文したが、1番乗りで入店・注文できたから、19:04には配膳。
なかなかの盛りである。
具材はエビなどは入っておらず細かく刻んだチャーシューとハムだけ、たまねぎすら見当たらないシンプルな玉子チャーハンに青ネギを散らしただけである。
早速食べてみると、中華風の味付けでもなく非常にシンプルな薄味の塩味のチャーハンだが、薄味だからこそチャーシューの風味が引き立っており、パラパラの炒め加減が絶妙でなるほど旨い。
スープはいつもの中華スープ。
ネットで「パラパラチャーハン」と評判になっているのはこのことだったんだなと実感しながら残り1口まで食べ進んだ。
完食すればボリュームも十分で大満足である。
いつもは野菜摂取を優先して別のメニューを食べてきたが、この日は昼飯で野菜は摂取していたのでようやく評判の「東京飯店」の「チャーハン」を食べることができ感激である。
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