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2023年07月08日23:07

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うどん列伝☆ファイル399 冷たいきつねから愛媛・八幡浜アーケードと保内レトロ地区で昭和から大正、明治とトリップする。そして湯めぐりファイル31 銭湯にしてお宿。

昨日の深夜勤明けで帰った庭先では、今年第一号のアサガオの花が咲いてました。そして遅れて実ったビワが熟れて来つつあります。
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そして、夜には雨となる予報で、何より安部元首相が銃撃されて丸一年となる日です。令和のこの時代に衝撃の事件でした。

そんな三連休の初日は、八幡浜銀座商店街のアーケード撤去、黒い温泉噴出による八幡浜新町アーケードの黒いものイベントを聴き及び愛媛・八幡浜旅を決行。香川県高松市からだと240kmに至る長い旅となります。

まずは高松中央インターから高速道路にに乗って、9時ごろに丸亀市と善通寺市の境にある2010年11月創業の「讃岐うどん おおまえ」で朝うどんとしたいと思います。
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半セルフのお店で男性店主さんがワンオペでの朝から営業。こちらはお揚げが美味しいとのことなので、冷たいきつね大(600円税込)にアジフライ(150円税込)をお供にしたいと思います。こちらのお店は冷たいメニューが充実していて蒸し暑い今日にはありがたいですね〜。
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太めの麺にいりこの出汁が好みのうどん!お揚げもずっしりと厚みがあって旨みたっぷり!タンパクがアジフライとお揚げでしっかりとれて、ここから約200kmの高速道路の旅に対応できますね!
さて、本格的に善通寺インターから再出発です。


12時30過ぎにJR八幡浜駅前に到達にしたので旅館のある駅前と駅舎をパシャリ。まだ雨は降ってません!
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八幡浜のアーケードにアクセスしやすい市営の中央駐車場(30分60円)に停めて、ご当地グルメ八幡浜ちゃんぽん御三家(ロンドンは2011年に実食)の一角にして、発祥の店「ちゃんぽんの丸山」を探して、まずは昼食としたいと思います。
そう言えば、お店のある「八幡浜新町アーケード商店街」界隈は、干支が一回りした12年ぶりとなりますね!
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大きな制服が懐かしい〜。
どうやら、ちょうど7月8日と言うことで“八日市”の日に当たったようです。
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お店は、しんまち2丁目辺りなんだけど・・・
グーグルマップで徒歩ナビしてみましょう。
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ふむふむ!
一旦、アーケードを出て横丁エリアに看板発見!
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創業昭和二十三年と言うと1948年ですか・・・さすが八幡浜ちゃんぽんの元祖、古いですね〜!
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店内はテーブル席と座敷席のみで、そんなに広くはないです。
あんかけ焼きそばも美味しいらしいですが、やはり元祖ちゃんぽんの特製のちゃんぽん(700円税込)にします。
削りぶしや昆布だし、鶏ガラをベースにした醤油系あっさり味。さらに野菜、エビとかをグツグツ煮出していて、まろやかな醤油系が好きな人は絶対ここでしょう。
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さて、新町アーケードを遡って一丁目から・・・
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いや、さらにドン着きから東西に伸びる、まだ撤去されてなかった「八幡浜銀座アーケード」を一から歩きましょう。間にあって良かった〜。
全長約200mのアーケードは1963年に設置されたもので、その後1978年には道路のカラータイル舗装化などのリニューアルが実施されました。どうやら2021年に百貨店の伊予鉄・高島屋が閉店しているみたいですね!
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アーケード内のお好み焼きのお店に川柳の掲示板。いいなぁ!
特に「巣ごもりでMからLに服反応」。最高です!
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だけど、銀座商店街このシャッターぶりと老朽化では、アーケード撤去なのは仕方ないのかな・・・。
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営業していない店名の昭和なロゴが物悲しいです。
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レンガ通りに続く、反対側に出てきました。
アーケードのアーチ。こちら側はなかったんでしたっけ?やはり少し撤去されているようですね!
ちなみに八幡浜銀座アーケードの撤去は2023年いっぱいで完了するそうです_| ̄|○
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さあ、戻って行きましょう!
かつての呉服店は閉業して、かなりの年月が経っている様子。
かたや、さっきのちょい見した、蝋サンプルのあるお好み焼き・焼きそばデリーは元気いっぱい!こんな所で食べると美味しいんでしょうね〜。
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次に南北のアーケード「八幡浜新町アーケード」一丁目から入って行きましょう。
黒い商店街」として売り出し中で1964年設置。約500メートルのかなり長いアーケードは撤去されないとのこと。良かったです。
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黒い商店街の幟。
どこら辺が黒いのか散策してみます。
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ちゃんぽん御三家「ロンドン」。
八日市では食堂は休みの模様。「丸山」を今日は食べたので残るは「イーグル」のみ!
<photo src="v2:2574047992:l"かっこ こちらの商店街はミュージックショップや文房具店が元気で、小学生の頃にタイムスリップしたようです。 フォト フォト
おっ!文房具店の裏に黒いポスト発見!
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和菓子屋さんや重厚な石造りのブティック・・・
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自宅になったり広場になって奥に引っ込んだお店もあるけど・・・
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五丁目まで続く長いアーケードは昭和の香りをたくさん残してました。
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次に向かうのは、重伝建保存地区にはなってませんが、さらに昭和から大正、明治とさらに遡った街並みを感じることができる、同じ八幡浜市内にある保内地区に行きたいと思います。
対岸から、大分別府や臼杵に向かうフェリーが見える佐田岬の付け根の地域。
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町並み見学用駐車場に到着しました。
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駐車場の前には鉱業で大きな功績を残した「旧白石和太郎洋館」があります。
木造瓦葺きに洋風建築を意識したデザインを取り入れた擬洋風の建物で八幡浜市の有形文化財に指定されています。
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玄関や窓上部に施されたペディメント(二等辺三角形の飾り)や天井に施された鏝絵(左官職人が鏝を使って壁に描いた絵)などが特徴的です。
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レンガ小路を求めて、少し歩くと石段があって金毘羅大権現の石灯篭が見えます。どうやらこちらに讃岐から分霊された金刀比羅神社があるようです。
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琴平赤レンガ小路。
明治の物でイギリス積みで積まれてます。
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ふう、蒸し暑い・・・
讃岐の本宮までよりは、はるかに少ない石段ですが、今の季節は汗だくになります。
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この高さに子供用遊具の動物があるなんて、いつ造られたんだろう・・・
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神社の参道にレンガの階段は珍しいです。
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ようやく手水舎にたどり着きました。
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本殿まで、ひと踏ん張り!
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たどり着いた本殿周囲にはロープが張られていて、老朽化が顕著でだいぶ手入れがされていない様子。
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御神木も元気がありませんでした。
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降りて元の道へ戻って行きましょう。
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味噌醤油のカワイシ本舗。大正8年(1919年)創業。
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渋い町並みが続きます。
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美名瀬橋から観る、旧・東洋紡績赤レンガ倉庫。
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宮内川沿いに伸びる板張りの遊歩道は“もっきんロード”と言うらしいです。
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川が運送の主流だったころの名残が見られます。
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振り出しに戻ってきました。
無人販売の観葉植物が安くて美しいです。
この時点で15時半。駐車場のトイレで身体を拭いて着替えて、宿を目指すとします。
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今回の宿は八幡浜市中心地に大正4年に創業し100年以上続く、銭湯「大正湯」です。
現在三代目のご夫婦が経営されてます。
何と!二階に泊まることができて・・・
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銭湯も入り放題なんです。
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部屋は“昭和の間”、“平成の間“、“令和の間”とありますが、レトロな旅を銘打っておきながら一番広くて高い令和の間を予約してました(笑)
それでも3700円税込で泊まれますからお値打ちです。
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銭湯は番台を通さず、裏口から入れます。部屋にある模型もいい出来でした。
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二階の窓から外をのぞくと雨が土砂降りになってました。
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18時前。
雨が小降りになった所を見計らって、レンガ通りから・・・
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今日歩いた、銀座アーケードに入り、新町一丁目アーケードに右折。
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アーケードの二階に続く・・・
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昼間から目を付けていた昭和53年(1978年)創業のご当地純喫茶「モンブラン」へIN!
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夜メニューに選んだのは、黒い商店街令和規格の黒アレンジを加えたイタリアン(640円税込)にレスカ(430円税込)をチョイス。
昭和のメニューに令和要素を加えたネオ昭和メニューばかりでは、あれなので食後に昭和のデザートの王様・チョコレートパフェ(660円税込)も追加!
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待っている間に見る二階からの空き地のできてしまった商店街は雨もザーザーで残念だけど、店内のエンジとステンドグラスの内装に漫画棚には満足です。
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スパゲティを頼むと最初に来るフォークと粉チーズ、タバスコがまたいいですな〜。
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目の前に丁寧に置いてくれたスパゲッティとレモンスカッシュは文字通り真っ黒!鉄板スパでは私にとって必須の敷かれた玉子と添えられたウインナー、そしてドリンクのレモンが射し色となってこれはこれで美しいです。しっかり粉チーズもかけるともう食欲が刺激されて(笑)
味も昭和的なケチャップ味のスパゲッティでレモンスカッシュもスカッとしたあの頃の味。令和と昭和の融合に◎です。
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極めつけは食後のチョコレートパフェ!
たっぷりのチョコと生クリーム内スクリーム!それを彩る惜しみないフルーツの競演は甘酸っぱいあの頃を思い出すスタンダードで安心の逸品でした。
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尾崎豊の「黄昏ゆく街で」が脳内で流れる中、観る商店街は心地よく・・・
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すべてに古(いにしえ)のロマンが詰まった今回の愛媛・八幡浜の旅でした。


帰路を兼ねた二日目に少しだけ続きますね。
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