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2023年06月30日11:30

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相関関係と因果関係

仮に「人種」と「大学進学」に因果関係があるというなら、それは是正されるべきかもしれない。
 
でも両者の関係は精々「貧困」という要素を共有した、相関関係に過ぎないだろう?
つまり、「人種差別と貧困」「貧困と教育機会の喪失」、同じ「貧困」要素を共有した別の因果関係と考えるべきではないか?
ならば、その是正を行う適切な方法は、「貧困」と「教育機会の喪失」の因果を断ち切る事。具体的には奨学金制度の方が適切と考えるが?

一方「人種と大学進学」の直接的な因果関係。この具体的な内容は例えば「特定人種の入学を認めない」となる訳だ。
 
・・・あれ? これは「特定人種の入学を優先的に認める」アファーマティブアクションと本質的に同じではないか?

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■入学選考での人種考慮、米最高裁が違憲と判断 多様性確保に重大転機
(朝日新聞デジタル - 06月29日 23:59)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7469947

 米連邦最高裁は29日、米国の多くの大学が入学者を選抜する際に用いている、人種を考慮する手法について憲法違反だとする判決を言い渡した。多様性を確保するため、黒人やヒスパニックなどの出願者に優遇措置をとってきた手法は認められなくなる。政府機関や企業の採用にも用いられてきた措置で、米社会における人種のとらえ方に大きな影響を与える司法判断だ。

 判決は、米国憲法が法の平等保護を保障していることを踏まえ、入学者選抜で人種を考慮できるのは、極めて限られた場合だと指摘。訴訟で争われた、ハーバード大とノースカロライナ大の選抜方法はこの基準に達しないとした。9人の判事のうち、保守派の6人による多数意見だった。

 判決は「人種が人生にどう影響したのか、志願者が話す内容を大学が考慮することは禁じられていない」と言及した。ただ、この場合も具体的な特性や能力に結びつける必要があるとした。
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