「なんでも良いよ。」
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こちらの作品の最後の部分の日本語訳をここに載せます。
ただ、これは一例という形ですので「ーーーーー。」部分は各自で思い思いに考えてくださると嬉しいです。
パソレット「……少し待ってくれ。えっと、そういう事を訊いてるって事で良いんだよな……。」
たより「うん。」
パソレット「あー……。っとだな、『それは勿論、本当は恋人だとかずっと一緒に居てほしいだとかっていうのは思ってるよ、一人の女性として。』」
(もにょもにょと恥ずかしそうに)
たより「え、何?わからない…。」
パソレット「覚えてないか?たより語。」
たより「あ、翻訳魔法の練習中に作った自分だけの暗号みたいな…。」
パソレット「……もう一回言うから、今度はちゃんと聞き取ってくれよ。……ふぅ。『それは勿論、本当は恋人だとかずっと一緒に居てほしいだとかっていうのは思ってるよ、一人の女性として。』」
(少し早口になりながら、恥ずかしそうに)
たより「……そっかぁ。あのね、パソレット。私もね、『そう思ってもらえてるのかなあっていうのはずっとあって、良いのかな、良いのならそうなりたいなって思ってた。』」
パソレット「ああ、『俺も……それで良いのか、良いのなら……それは勿論そうなりたいとは思っていた。』」
たより「『あのね、私もなりたいよ。その、えっと、恋人。だめじゃないよ。』」
パソレット「『そっかそっか、だめじゃないか……良かった。俺はてっきりまた怖がらせるかとかさ。』」
(笑いながら、とても楽しそうに。)
たより「そんな事言ったら、『パソレットがパソレットじゃなかったらもっと前の時点で私はとっくに怖くて逃げだしてるよ?』」
(少し意地悪そうに、にんまりとしながら)
パソレット「『そうだな、それはそうだろうなっ!』」
(この野郎、といった具合に、愛らしそうに)
たより「『パソレットだから怖くないし、好きだよ、大好きだよ。大好き、大好き。』」
(とても嬉しそうにしながら、同じ言葉を何度も繰り返す。)
パソレット「ああ、俺もだよ。『大好きだよ、たよりが大好きだよ。』」
(心底穏やかで、愛おしそうな声色で。)
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