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2023年06月18日12:45

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ホタテは、日本の海産物の象徴。

■知床沿岸に現れたホタテガイの大群 出現の理由、ナゾに包まれたまま
(朝日新聞デジタル - 06月18日 10:25)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7455035

ホタテは、俵物の一種でした。
アワビやナマコと同様に、乾燥したものを中国に輸出しました。
味は、特に干し貝柱でとったスープは、抜群です。

ラーメンスープを自作する際、
鶏ガラ、ネギ、ショウガ、ニンニクなどの平凡なものに、干し貝柱を一つ入れると抜群の味になります。
佛跳牆に欠かせないものですから、どんなに高価でも買う中国人の大金持ちは、喜んで買いました。

値段が出てこないのが残念ですが、昭和三十年代までは最高級品です。今でいう、ウニや大トロのようなものだったようです。

それが、養殖技術の発達により、一般的なものになりました。
しかも、北米を中心に寿司用の生の需要が多いようです。

そもそも、昔、乾物で使われたのは、乾物というものは欠かすことができない調理法だったからです。
仏様に多種類の供物を差し上げる仏教の儀式があります。
そこには、乾物が必ず入ります。切干し、豆、かんぴょう、高野豆腐、干しシイタケ。うまいからでしょう。
特に、精進出汁です。
豆、干しシイタケ、かんぴょうで取る。欠点は高くつくことです。

出汁の歴史も、乾物の歴史でした。
あまり調べている人がいませんが、
昔の田舎の庶民の汁の出汁は、するめでした。
下品なので、煮干しと鰹節にとって代わりました。ところが、一番うまい、アワビとホタテは貴重品なので出汁には使われませんでした。
そのあたりの事情は、『本朝食鑑』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AC%E6%9C%9D%E9%A3%9F%E9%91%91
からうかがい知ることができます。

佛跳牆に似たもの(いろいろ作り方があり、これが決定版だとは言えない)は、飲んだことがあります。絶品です。
中国の影響を受けた、日本という特殊社会に生きているからこそ、こういうものが食えるのですね。

貴重な食品や薬は、中国の金持ちがリードしました。
考えてみれば、サイの角が回春になるとします。
本当に効き目があるとしたら、資産二千億の華僑なら、一億円で買うでしょう。かくして、サイは絶滅危惧種になりました。

ホタテが大量に出現するのは、何の徴でしょうか。
ホタテの周囲の食文化は、これからも変わり続けるでしょう。そのあくまでも一コマなのでしょうが。
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