『シンポジウム 考古学と中世史研究』のご案内
開催の趣旨
考古学と中世史研究会は、1990年から1995年にかけて開催された「考古学と中世史研究シンポジウム」の学際研究の方針を受け継ぎ、2003年から2015年にわたり、中世の諸相をテーマとして合計13回におよぶ「考古学と中世史シンポジウム」を開催してきました。先のシンポジウムから歳月が経過し、新たに生まれた様々な研究課題に対応するためのもので、学際研究のさらなる定着と中世考古学・中世史研究の進展に一定の役割を果たしたと自負しております。当研究会は、世話人として多くの研究者の方々に企画・運営面で携わっていただくスタイルを取り、そのことも一つの特徴でした。
2022年２月に、世話人代表の一人でこの研究会を主導してきた萩原三雄氏が逝去されました。この訃報に接した世話人有志の発案により、この度、氏を偲びつつシンポジウムを開催する運びとなりました。萩原氏が、人生の後半から晩年にかけて取り組んだ研究分野も盛り込みます。ご参加下さいますよう、ご案内申し上げます。
会 場 帝京大学文化財研究所 大ホール
〒406-0032 山梨県笛吹市石和町四日市場１５６６−２ 電話055-263-6441
日 時 ２０２３年１０月２８日・２９日（第4土日）
主 催 考古学と中世史研究会
共 催 帝京大学文化財研究所・日本鉱業史研究会
後 援 佐渡市
テ ー マ 考古学と中世史研究
参 加 費 ２，０００円（資料集代を含む）
申 込 先 hama@koshi-s.jp メールアドレスは高志書院（濱 久年）
申込締切 ２０２３年８月末日
備 考 新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止・変更等がある場合は、申込者にメー
ルで連絡します（当日に発熱・咳等の症状がある方はご遠慮ください）
※10月28日（土曜）
12：00〜 受付
13：00〜13：10 あいさつ………………………山内和也（帝京大学文化財研究所所長）
13：10〜13：30 あいさつ………………………五味文彦（東京大学名誉教授）
1 金銀山の世界
13：30〜14：10 佐渡金銀山遺跡………………宇佐美亮（佐渡市観光振興部世界遺産推進課）
14：10〜15：00 鉱山技術………………………井澤英二（九州大学名誉教授）
15：00〜15：30 討論1
15：30〜15：40 休 憩
２ 鉄砲玉と鉄砲
15：40〜16：20 鉄砲玉の科学分析―東国を中心に―
…………三浦麻衣子（帝京大学文化財研究所）
16：20〜17：00 16世紀東アジアにおける鉄砲…関 周一（宮崎大学）
17：00〜17：30 討論2
※10月29日（日曜）
3 金石文と中世史研究
10：00〜10：40 文献から考える石造物の思想史的背景
……菊地大樹（東京大学史料編纂所）
10：40〜11：20 考古学からみた石造物とその銘文
……佐藤亜聖（滋賀県立大学）
11：20〜11：50 討論3
11：50〜12：00 ごあいさつ
（1）申込方法について
※申込方法：メールでの申込み
※記載内容：氏名・所属（元職等）をお知らせ下さい。
※申 込 先： hama@koshi-s.jp 高志書院 担当：濱 久年
※申込期限：２０２３年８月末日
※諸事連絡はメールにて配信いたします。
（2）宿泊施設について
宿泊の予約は、各自でお願いします。当日、甲府市の中心部で「信玄公まつり」が開催され、山梨県外からも多くの方が訪れる見込みです。早めの予約をお勧めします。
【近隣ホテル情報】
スパランドホテル内藤 TEL 055-262-7001 研究所から徒歩４分
ホテルルートインコート甲府石和 TEL 055-262-1011 研究所から徒歩10分
チサンイン甲府石和 TEL 055-263-6411 研究所から徒歩10分
ビジネスホテル白扇 TEL 055-262-4883 研究所から徒歩４分
（3）交通情報
ＪＲ中央線をご利用の方
※石和温泉駅下車→帝京大学文化財研究所まで タクシー約8分、徒歩約30分（約1.8�辧�
※研究所からお帰りの際のタクシー会社 第一交通 TEL055-252-5533
車でお越しの方
※中央道一宮御坂I.Cより国道20号甲府バイパスを甲府方面に約15分 駐車場有（無料）
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