いろいろ調べてみると、世界(社会)についてわかってきたことは少なくなかった。
そういう意味で今回のアフリカ歴訪はよい試金石となった。
まず、日本からの「支援」は単に金をバラまいているわけではない。
・マスコミは総額を円換算で「莫大な金額」のように書いているが、その内訳がどれだけなのかは書かない。
・きちんと国家予算(外務省)で審議された範囲なので「俺たちに無断で金をバラまいてる」は誤り。
・「無償資金協力」は返ってこないが、それ以外は「民間投資」や「借款」。無償資金協力も相手国が事業として何かを行うことが前提なので、日本企業が受注すれば少なくとも一部は日本企業の事業収入となる。民間投資は資源確保など「日本企業が儲けるための投資」だし、借款は「返してもらうことが前提の貸金」。単なるバラマキなら中国などがあれほど莫大な金をつぎ込むわけはない。
・日本の円借款の利率は年利0.15%などでとても安いが、中国の場合年利3%程度だったりするので「焦げ付き」がおきやすい。
・日本の資金で行われる事業は「現地で人を雇用し、材料を仕入れ、工法や修繕についても教えて来る」ので維持管理ができて長期にわたって使われる場合が多い(他国の場合は作りっぱなしなので結局壊れておしまい、ということも少なくない)。
・当然、企業の利益以外の利益も大いに要求する。今回は「国連安保理で理事国として日本に賛同」という下心。
・事業として止まっていたりぁゃιぃことになっていたアフリカ諸国の産業を再開・再生することができれば日本にも大きなメリットがある。
さて、もうひとつの側面。
アフリカ諸国の経済・貿易について考えることができた。
・エジプトなどは農業も盛んだが、かなり莫大な量の穀物をロシアから輸入(トルコ経由)している。
・1990年代まではアフリカなどに対する穀物供給はアメリカやインドが主な輸出国だったが、2000年代〜2010年代からはロシアがどんどん輸出量を増やし、アメリカに対する依存度は下がっていた。つまり、アフリカ諸国は「アメリカの言うことを聞く」必要がなくなりつつあった可能性もある。
・ひょっとするとスーダンの内戦も「腹が減った」ことが原因のひとつかもしれない。欧米諸国の制裁によってロシアからの穀物が届かなければ・・・食べるものがなくなる。
後半はまあ陰謀論に近いものかだろうが・・・アフリカ歴訪、決してバラマキや観光旅行などではなく「それなり」以上の意味があったと考えている。
当該国が日本のいうことをどれだけ聞いてくれるかは未知数だが・・・なにせ世界には陰謀が得意な国が多すぎるからなァ。
■岸田首相、アフリカ歴訪で成果を強調 「法の支配に基づく秩序」確認
(朝日新聞デジタル - 05月04日 21:46)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7399555
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