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2023年05月01日11:11

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昔の京都の映画館。

GWは、若い頃、一年半だけ経験した三菱自動車のライン生産での期間工時代に長い休暇をもらったことがあるくらいで、今まで、ほとんど休んだことも無く、家族と旅行なども無く。
で、妻子はコロナ前は帰省してたけど、店やってた時はわたしはどこも行かず、
(年末も)ずっとだったのが、去年に仕事引退しても、それも母の面倒でどこも行かずで。
たぶん死ぬまでどこも行かないと。行ったって人は多いし行きたいところも無いし。
京都に居た頃は日曜日に休みじゃないので、平日のほうがなんもかも空いてて良くて。

京都に居た頃、一番長くいた山科区の料理屋の休みが月曜で、
あとは魚市場が水曜休みの日があるから料理屋は水曜日が多いけど、
映画館は平日行くと空いてて今みたいに予約席とか無い時代だから、
日曜とかいかないほうが楽で。
1980年代の京都の映画館は、
河原町〜新京極界隈に集中してるから封切直後の映画のハシゴが簡単に出来た。
朝10時から見てから2〜3本観て夕方に帰るってな。
たまに仕事7時に終わると山科からバイクで京都の中心地まで15分くらいで、
なので、映画の最終回、7時半とかだと入っても予告編の頃で
間に合うし。
で空いてる映画館って事でも、都会だからまあ、客は居る。
40年の映画館人生で一人で観たのは京都から帰っての
倉敷のセンシュー座という映画館が初だったり。

京都の映画館は、松竹、東宝、東映の邦画洋画館、成人映画館、以外で
二番館が二軒(新作封切を半年くらい遅れて上映する映画館)
、名画座は二軒、行ったことの無い映画館もあったし、
途中でミニシアターがビルの中に出来て観に行った時の
画面サイズが小さくてがっかりだったり。
凝った名画座が京一会館という、
叡山電車一乗寺駅で降りてしばらく歩いたスーパーの二階にあって
黒沢明も戦前の映画もアニメも成人映画もやって
成人映画のアカデミー賞の受賞式会場だったりの
関西では名画座の牙城みたいなところで、
そこに何度か通えたことが若い頃の映画人生のいい思い出で。
その後、スーパーの閉店で閉めることになったとか聞いたが、
ネットで検索してると、京都の大学で青春を送った方々の
エッセイの中にちょいちょいこの映画館が出てきて、これみたあれみた
という思い出を書いてるのが出てくる。

水曜ロードショーの解説者、水野晴朗さんは、出身の高梁市から
鉄路で倉敷や岡山、遠くは神戸まで映画を見に行ってたそうで。

そんなこんなで映画館だけの世から、レンタルビデオ屋、レーザーディスク
その後、衛星放送、で今、ネット経由DV郵送レンタル、ネット配信とか
に変化してるが、まだ映画館はある。田舎町に小さい映画館が復活した例もある。
自分がもし映画館経営者だったらどんな映画を上映したいかというより
経営を重きに置くとすると、
オタクが好きな映画、アニメや特撮を土曜日に上映、
午前中〜夕方は、デイサービス施設と提携して
バスで来てもらっての高齢者のための古い映画と
保育園を兼ねて母と子のためのアニメ上映、と。

でたまに名画の大ヒット作、大スクリーンで無いと味わえないスペクタクル映画上映、
名優の出た映画特集、名監督特集、たまには、脚本家、編集者、音楽のそれの特集とか。
電車オタクのための映画特集とか、ミュージカル特集、喜劇映画特集
ホラー、西部劇、SF特集、なんぼでも企画は立てられる。

そろそろ録画してDVDに落とすって映画ももうなくなりそうで、
それも一回観たら、再度見るって新作映画もそうなくなるだろうし。

ってのが今現在ですかね。 

今やりたいことは今まで観た映画の良いシーンだけを繋いで
一時間くらいにまとめて、死ぬ間際にそれ見ながら息を引き取りたいかな。
よく、葬式で、亡くなった人が好きな音楽をかけるとかするけど、
本人は死んでるし、聴けんし。 
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