キャンプ時のテントはどこに張る？

まず「キャンプ時のマナー」について書いてあるサイトから
「テントを張るときの注意」を一部引用します。
（以下引用）

木の下は落雷や倒木の影響を受けてしまう危険性があります。雷が木に落ちると、周辺の地面や枝葉を伝って電気が走る「側撃雷」が起こります。落雷の際に木の近くにいるとその側撃雷を受け、感電してしまうこともあります。また、突然の暴風雨で木が倒木した際に、木の下にテントを張って就寝していた方が下敷きになり亡くなる事故も起こっています。木の近くにテントを張る際には、木の根元や幹の近くを避けて最低でも2m程度離れた場所に張るようにしましょう。
（引用終わり）

別なサイトで「雷のとき木のそばは危ないのでは？」という質問に対して
「まったいらな場所にテントを張ればテントそのものに落雷する」
ので、雷のときはなるべく早く避雷針のある建物に避難すべき、だそうです。
落雷時にはいきなりの豪雨がはじまることもありますし、
キャンプはいったんあきらめて避難すべき、ってことかもしれません。

ただし、倒木、はいつ起きるかわかりません。
めったに起きないかもしれませんが、万が一巻き込まれたら
キャンプ道具の破損で済めばまだよし、この記事のように命にかかわることもあります。

実測すればわかりますが、「２メートル」はわりと短い距離です。
コロナ時の人と人の距離が２メートルでしたが、
「ジャイアントパンダ１匹ぶん」と書いてあったのがイメージしやすかったです。
いずれにせよ、木の真下は危ないってことですね。

「木の下にテントを張るのはキャンプの常識」というコメントありましたが、
木との距離については、考えたほうがいいのではないでしょうか。
２メートル程度ではでかい木の太い幹は避けられないこともあるでしょうけど、
木は根本に近いほど太いのが普通ですから、
たとえ２メートルとは言え、離れればそれだけ万が一倒木をくらっても
「少しでも細い部分」が当たるのではないでしょうか。
　
■キャンプ場で倒木、テントで寝ていた女性死亡　夫は重傷　相模原市
(朝日新聞デジタル - 04月16日 15:33)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7377445