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2023年04月02日06:59

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初恋、異界への通路、「異文化」

“3児のママ”小倉優子、39歳で白百合女子大学に入学「学べることに感謝」 猛勉強の末…ファン感激
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=7359745

以前、同僚と温泉に行って「初恋」というラベルのみかん酒を買ってきたことがあります。なかなかうまかったですが、
当時、女子高生だった娘が、腹を抱えて転げまわって笑っていました。

なぜか、このことを思い出すのですが、
実際の恋愛は、特に若いころは、別の世界への通路という重大な役割を持ちます。

古典の反対語がロマンですが、後者は「現状打破」ということです。だからロマンは、恋愛、夢想、冒険、小説、伝奇、過去への回帰…という意味を持ちます。
(ちなみに、フランス語、イタリア語、スペイン語、ルーマニア語などをロマンス語と言います。それは非ラテン語という意味です。格式ばった古典語に対するアンチテーゼです。これこそがロマンの語源だそうです。ラテン語は教会内の言葉ですから、確かに性や夢想などには馴染まないでしょうね。)

女子高生の娘を思い出したのは、教養もないくせに親父を笑いものにする内容が薄い奴だな…と思ったからでしょう。

恋愛をすると、ヌートバーのお母さんのように、アメリカ人になる(国籍はまだ日本?)人すらいます。現状打破もいいところです。赤の他人だったパートナーが出来て、子どもという思ってもない第三の命が生れますから。

女子大の場合は、どうでしょう。
学内に男子はいません。若い男性職員や非常勤講師で来ている博士課程の学生と恋愛するなどという人は、例外中の例外です。自分が変わる契機は、自分とは異質な同性でしょう。

しかし、それがうまくいっているか。
地方から出てきた → 都会が怖いから駅近くのビアホールでしかバイトしない → アパートと大学とバイト先の三角形を回っているような生活をしている…
という人も多いようです。

ネット検索すると、多くの自分と同じような人が出てきます。その中の、同じようなKーPOPのグループが好きで、同じように猫を飼っている人と親しくなっても…輪切り化されたピースの中に拐取されるだけです。

その点、
離島出身者などと並んで、社会人入試の人はいい意味での喝を与えてくれます。
特に芸能人などの、特異な経験をした人はなおさらでしょうね。
小倉優子さん。まずは、おめでとうございます。

昨日、BSで『男はつらいよ』の第一作をみました。
渥美清、倍賞千恵子、前田吟などの演技が素晴らしく(名優とされる志村喬や笠智衆がかすむほど)、脚本も恐ろしく良かったです。

ですが、多くの人が指摘する通り、寅次郎は、帰る家がある。放浪者ではない。というところが引っかかっています。「フーテン」として見るのではなく、不出来な息子として見るべきだと思います。他の作品もいくつか見ましたが、寅次郎は旅に出ても変わりません。
感動的な傑作でしたが、『男はつらいよ』が、かくも長く日本人に愛される理由がわかるような気がしました。
タコつぼの中に入り、変化しないのは日本のお国芸。

大学生なら、変化していくべきです。
自分が変わらないと、突き詰めて考えると一種の社会問題である学問は身につかないからです。

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