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2023年03月13日00:22

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筋膜と五十肩

筋膜の重要性が最近次々と明らかになってきて、鍼灸治療のメカニズムも解明されつつあるようです。この話を聞いてから、50肩で腕が上がらなくなり、痛みが治まるまで待っていたらすっかり腕の可動範囲が減る、という現象に直面しました。最初は鎖骨骨折した後に腕が上がらなくなった時と同様に少しづつ伸ばして可動範囲を広げていたのですが、すぐに行き詰ってしまいました。

ちょっとした表紙に腕を伸ばすと二の腕や肩が痛んだり、つりそうになったりする現象が続き、伸びないところを伸ばしても一定以上に改善しなくなり、これは困った‥と思ったところで思い出したのが筋膜の話です。伸ばして伸びないところがあっても、それは以前は伸びていたはずのところですから、連動する筋膜がどこかで固着して伸びなくなっているのではないか、と考えてみると、該当の筋肉の前後の関節のさらに外側をストレッチやマッサージする必要があるのではないか、という発想ができますから、もっとも症状の辛い二の腕を改善するためにまずは肩甲骨周りから探ってみました。

これがなかなかの当たりで、肩甲骨の下側の押すと痛むところをもみほぐしてから腕を伸ばしてみると痛みも少なく、動く範囲が多少広がってきたのです。そこから、肩甲骨の上側、首の後ろ、鎖骨の下など、もみほぐしては動かす範囲を広げ、それで動くようになったら次に動かすときに障害となっている場所をもみほぐして・・と順に動く範囲を広げていき、やっと真上まで腕が上がるようになるまで半年以上かかりました。

おそらくは、「肩が上がらなくなった」と思ったときにあちこちに障害が溜まっていたものが、動かさなくなった途端に顕在化したのではなかろうかと思っていますが、いずれにしろ、動くようになってきたのですから、歳のせい、とあきらめるばかりが年寄りの取る道ではなさそうです。腕が上に向くようにはなったものの、逆立ち(壁に寄っかかってしかできませんけれど)をしようとすると力が入らず、まだ十分ではないようですし(異常のない左側で押してもいたくない場所が、不調の右側でいたいことがまだまだ多い)、今後も引き続きリハビリを続ける必要はありそうです。

まあ、多くの人から「もうすぐ60歳になろうというのに、逆立ちができないからなんだというんだ」と言われそうな気もしますけれど・・
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