日本人は世界一番長い労働時間で稼いだお金を、脅すのが得意で、暴力大好きなご主人に、すべて吸い取られています。そんな日本国がこのような状態な中、我々は、長年真面目に勤めた会社を無事定年退職した後、国の年金を受給しながら余生を自分の趣味や元気なうちに旅行にでも行きたいと考えていたのではないでしょうか。
ところが、政府は、60歳定年を65歳に法律改正しました。企業の定年退職年齢は60歳が大半を占めていたのでしたが、年金支給が65歳になれば60歳で退職したあとの5年間はどこから生活費を得るのでしょうか。
高齢者は働きたくてもその働く場所がないのです。過酷の労働で病気にでもなれば一生働きアリのような人生で終わってしまうのです。将来の年金が確実に貰えると言うのも、長期的な視野に立って考えると、不安としかいえないような気がします。
配偶者特別控除を廃止して、子育てができない状態になるわけですから、ますます少子高齢化に歯止めが利かなくなるのです。将来の年金受給に対する不安がなくならない限り、積極的に年金料を支払う気持ちにはならないでしょう。
現在、政府がいう年金は個人の貯蓄ではなく、現代の若年が高齢者を支える相互扶助の制度です。制度を存続させ公平を保つには、国民年金を支払わないフリーターから徴収しなくてはなりません。
「どうせ貰えない年金」というかもしれないが、一体あなたたちの親の年金は誰が支払っているのでしょうか?あなたたちの自己中心的な考えで消費税が上がるかもしれないのです。と言っても個々の生涯は個々のものなのですから、安定した老後を保障する政策を立案できなければ若者は従いません。
では、年金が当てにならない場合、老後の蓄えはどれだけあればいいのでしょうか。一説によれば、夫婦で5000万円は最低必要だと言われています。過去は30代、40代である程度の収入と社会的地位を得て、60歳で引退して悠々自適の生活が待っていたのでしょうが、今を生きる若者にはそれは望めません。
借金もあり、悠々自適とはほど遠い状態なのではないでしょうか。現代版の、アリとキリギリスは、暑い夏に働き倒していたアリさんと夏に遊んでいたキリギリスさんですが、寒い冬がやってきて寒さと飢えのためアリさんの家を訪ねてみるとアリは過労で死んでいてキリギリスはたくさんの食料を食べながら楽しく暮らしたとなっています。
今の日本人がこれに当てはまるのではないでしょうか。楽観論者には貯蓄が少ないように思われます。この場合楽観論者とは人生を楽しんでいる者と言い換えることができます。たとえキリギリスさんのように寒い冬がやってきて死ぬことになっても、十分人生を楽しんだから後悔はないと言えるかもしれません。
日本人は世界の人々と比べると貯蓄が好きらしいのだが、貯蓄は貨幣価値が安定している時代のみ現れるとも言えます。インフレならば、投資的行動には意味がありますが、貯蓄的行動は相対的に意味を持ちませんのでこれから先、日本国の借金が増え続けていればどうなることでしょうか。政府はまず、苦しんでいる国民に追い討ちをかけています。
社会保険関係個人負担分を2025年時点で、年収の32%にすることが決定しました。この32%には、もちろん、消費税の増税は盛り込まれていません。年収の32%を社会保険料で取られて、それ以外に所得税、住民税、消費税でそれぞれ10%、5%、10%となると、月額40万円の給与で、使えるお金は実質18万円ぐらいなのです。
住宅ローンや教育費がピークに達する世帯も多いでしょうし、親の介護ということも考えられます。このままでは、日本国民は一生働き続けて老後はゆとりのある生活をしようというのは夢のまた夢でしょう。
余裕の将来設計をたて、対処を考え、実行することは困難になってきています、倹約するだけでは、電気代も30%もあがると言うのですから。この荒波は乗り切れそうにない。今の政府を何とかするしかないだろうがそれもムリ。落胆するばかりです。
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