mixiユーザー(id:7410632)

2023年02月10日17:42

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1月の。

1月に観たのは『マリグナント 狂暴な悪夢』。

●『マリグナント 狂暴な悪夢』
DV夫が何者かに殺され、それからも様々な殺人現場を夢に見続けるマディソン。彼女には8才以前の記憶がない。彼女が夢に見る殺人現場と犠牲者は実在し、犯人はおぞましいバケモノ。夫がつけた後頭部の傷は塞がらずトキドキ血が流れ……的な。
スピリチュアルなアレコレかサイコ的アレコレかと思ったら思いっきりフィジカルな存在だったね。
これアレだ、『バスケットケース』だね。て思わせといてもう一捻りされて居たけどまぁでも発想の基本ラインはバスケットケース的な感じ。あー……ピノコの方が判り易いかな。バスケットケースより。
ガブリエル、前後反転の動きがなかなか非人間的でキモくてよい。自分の身体をあんな使われ方されたらたまらないけど。筋を違えたり筋肉痛に襲われたりして居ない辺り、まぁ元々適性はあったのかな。
反面、過去のガブリエルの造形はもうちょと何とかならなかったかなとはね、思う。何て云うか何だろう?昭和の20円ガチャで出て来るゴムの玩具ぽいチープさなのだよね。あれはちょと冷める。
ガブリエルの怒りは共感出来ないコトはないかな。彼がやったコトは別にして。彼にしてみれば、自分にも生きる権利はあるのだろうしね。あんな風に封印されたらまぁ、牢獄の中で怨みは蓄積し膨れ上がる一方。まぁ映画的に見たらその封印の仕方が極めてガサツでちょと笑って仕舞ったけどそれはそれ。
彼はマディソンの身体を操れるだけでなく、マディソンの『見て居る世界』を操れる。彼女の認識に干渉出来る。……てコトは逆もまた可能。て云う落としどころはまぁ良かったかな。結局ただ再封印しただけなのでまた出て来るかもだけど、記憶を取り戻し対峙する覚悟を決めたマディソンなら大丈夫かな。
現実がシームレスに悪夢に移行する映像処理も好みだったな。ぐねぐねと染み込むような転換。好み。まぁ細かいコト云えばイロイロ雑に思った点もあったりしたけどテンポがよいので流して仕舞える。姉妹の絆とか、締めるべきトコロは一応、一応ね?締めて居るしね。破滅せず勝って終わるのも、良い。
黒人の女刑事。現実の地平役だね。常識からしかモノゴトを見ない。他の人の認識を常識に引き戻す。ああ云うキャラも必要かもね。ただまぁ男刑事を中心に仄かにラヴぼい空気を醸すのは邪魔だったかも。あの界隈が特に安いドラマみたいだったのよね。まぁ些末なアレだけど。別にあってもいいけど。

●●●
まぁ、そんなんで。
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