アルツハイマーの本当の原因や病態は、実は解明されてない。
一番有力なのが「脳組織にアミロイドベータやタウタンパクが沈着」して
細胞を殺してしまう、というもの。
実際にアルツハイマーが原因で死亡した患者さんの脳にこれらがたくさんたまっているし、
MRIで脳のアミロイドベータを観察すると(タウタンパクは見えない)
アルツハイマーが進行するほどアミロイドベータがたまっていくのがわかる。
そこで。
脳にアミロイドベータがたまらないよにすりゃいいんじゃねーの?
という話になる。
レカネマブも、今申請中のアデュカヌマブも、そういう薬。
前者はアミロイドベータの前駆体と、後者はアミロイドベータそのものと結合。
脳組織からアミロイドベータを除去する。
除去されたアミロイドベータが一時的に脳内にたまって起きる副作用もあるが、
アルツハイマーの進行はある程度おさえることができるのは確実。
レカネマブは2週間に1回、2時間かけて点滴する。
■アルツハイマー薬、日本でも承認申請=エーザイの「レカネマブ」
(時事通信社 - 01月16日 11:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=7262772
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