1982年から2022年を舞台に、時代の波に翻弄されながら出会いと別れを繰り返す男女の愛の行方を、「幸せのちから」のガブリエレ・ムッチーノ監督が描いたイタリア映画。
1982年。ローマで暮らす16歳の少女ジェンマは同級生の少年パオロと恋に落ち、彼の親友ジュリオやリッカルドとともに青春を謳歌していた。しかしジェンマは母を亡くし、ナポリで暮らす伯母のもとへ引き取られることに。1989年。それぞれ教師、俳優、弁護士として社会に出た3人の男たちはジェンマと再会するが、彼女はまるで別人のように変わってしまっていた。
出演は「シチリアーノ 裏切りの美学」のピエルフランチェスコ・ファビーノ、「盗まれたカラヴァッジョ」のミカエラ・ラマゾッティ。「ライフ・イズ・ビューティフル」のニコラ・ピオバーニが音楽を手がけた。(映画.comより)
<2023年1月3日 劇場鑑賞>
タイトルだけ見て、男女の軌跡かなぁと思っていました。「cold war あの歌、2つの心」みたいな。でも、違いました。もちろん、そんな側面もあるのですが、基本は男友達。幼い頃から一緒に過ごしてきた3人の男たちの人生、悲喜こもごもを描きます。
貧しいながらも、友人たちとつるみ、それなりに楽しく過ごしてきたパオロ、リッカルド、ジュリオ。近所に住むジェンマはパオロと仲良しになるも、母親を亡くしておばに引き取られることになり、離ればなれに。でも、他人の家庭は居心地が悪く、生活も荒れ、そのうち家も出ます。お金もないのでヤクをやりながら男と住み、もう地元に帰って来ることもないと思ってました。
また、男たち3人もそれぞれ職業を異にし、それなりに成功するもの、結婚したけれどもうまくいかないもの、お堅い教師のまま独身でいるものなど、つるむこともない日が続きます。でもね、幼い頃の記憶って、いつまでも残るんですね、決して穢れることなく。むしろますます美化されるのかも。そんなこんなで、皆波乱万丈(?)の人生を送りながらも、節目節目には寄るんですね、3人で。
人生なんて、どうせうまくいかないもの。そんな時に、寄り集まれる仲間がいると本当にいいですね。それだけで生きて行ける気がします。別に助けてもらう、とかそんなじゃなくても、心が温かくなる感じ、わかります。いいなぁと思いました。私たち女の世界では、こうはいかないかな、とも思いますけど。
オチも素晴らしかった。うまいもんですねぇ。さすが陽気なイタリア映画。私は女なので、話の真髄まで理解していないかもしれませんが、男性諸君におススメだと思います。
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