こんばんは、月影TAKAです。
今回は「ミニ四駆リトライ2」になります。
タムタム神戸三宮店を色々調べて、やっぱり「ミニ四駆コース」は設置してくれるみたいです。
URL:
https://www.hs-tamtam.jp/shop/kobesannomiya.html
で、コース検証用として最近買ったエアロサンダーショット（画像3のマシン）以外に、過去に作成して去年の6月まで走らせていたマシンとして「MAシャーシ マンタレイMk-�供廚皀瓮鵐討肇札奪謄�ングを少し変えてレストアしました。
まあ、「タッパー保存」だったので保存状態はかなりマシでした（実際、駆動系のグリスも塗り替え無しで行けそうです）。
で、駆動系の組み合わせはというと「大径バレルタイヤ+アトミックチューン2PROモーター+4:1ハイスピードギヤ」という安全走行系の走破性重視のマシンにしました。
過去の日記で「MAシャーシ+中径タイヤの方が相性がいい」と言いましたが、そもそも「コースアウトするほどスピードが出ない」なら「大径タイヤの方がスピードが伸びる」ということに気づきました。
理由は以下の通りです。
・ARシャーシはリアモーターマシンで前後輪駆動配分が「3:7」である。それに対してMAシャーシは両軸モーターマシンで前後輪駆動配分が「5:5」である。よってスピードが出る方はARシャーシの方で、素でパワーが強いのはMAシャーシとなる。
・片軸モーターと了以軸モーターではギヤ等の駆動系とモーターにかかる負担を考えれば両軸のモーターの方が負担が明らかに高い（同じグレードのモーターでも両軸モーターの方が片軸モーターよりも遅いことが多い）。
・MAシャーシマシンはARシャーシマシンの様にフロントタイヤを浮かせる「フロントリフト」が発生しにくいため、実はタイヤ回転の負担が高い
という感じです。
そのため、速度よりもパワーと加速力の方が強い中径タイヤよりも、直線やコーナーでスピードが出やすい大径タイヤの方が実はMAシャーシのスピードアップにつながる事情があります。
しかし、ここで思う事があります。
「本当に現在のタミヤ公式ミニ四駆大会（ジャパンカップ）は正しい大会なのか？」という点です。
言うなれば「ハイパーダッシュ系以上のモーターの性能が実は過剰性能ではないか？」と思うようになりました。
ぶっちゃけると、マスダンパーが手探りだった最初期の立体コース改造だと素のマスダンパーとヘヴィーマスダンパーぐらいしかなかったので、勝負面で総合重量が20gぐらい追加になるウェイトハンデをカバーする目的でハイパーダッシュ3系以上のモーターを使用するのは考えられるのですが、後にスリムマスダンパーとか2段マスダンパーとかスクエアマスダンパーが発売されるようになるとチューンモーター改造でも適度にマスダンパーの重量調整ができるようになり、現在では「平均12〜14gぐらいの重量増加で立体コースでマスダンパーの性能を発揮できる」ようになりました。
つまり「本来、これだけマスダンパーが追加されたらハイパーダッシュ3以上のモーターに頼る必要がない」という流れができますね。
しかし、ここで考えるのが上記の「MAシャーシなどの両軸モーターの存在」となります。
そう、両軸モーターマシンは片軸モーターマシンよりも同じグレードのモーターを使用した場合、1段か0.5段ほどスピードが落ちたように感じる事情があるからですね。
つまり、同じだライトダッシュ系のモーターを使用しても片軸モーターマシンの方が両軸モーターマシンと比べて1段速い速度で走れてしまう事情があります。
原因は上記にあるように「MA等の了以軸モーターマシンの駆動配分が前後輪で5:5であるため」になります。
後輪が強いリアモーターマシンの方が平地での加速力やスピードでは有利であり、両軸モーター明の利点はフロントモーターマシンに近い「上り坂や加速力に優れている」という点です。
いわば両軸モーターマシンとは「準フロントモーターマシン」と言っても過言ではありません。
それ故に「MAシャーシなどを速くしようとすればトルク改造よりもスピード改造に重点を置いて改造した方が実は速くなる」事情があります。
実際、中径タイヤを使用したMAシャーシ改造は超速ギヤ径と組み合わせてもハイパーダッシュPROぐらい載せないと勝負になりません（ハイパーダッシュPROの段階で片軸のライトダッシュといい勝負というレベルです）。
この事情がある為、未だにハイパーダッシュ3以上のモーターがスルーされており、公式大会でも使用できる事情があります。
しかし、モーターには「整備事情」という物があり、モーターの軸受けにべアリングオイルを流したり、モーターの小さな丸穴から2-26通電スプレーを噴いて掃除するだけでもモーターの調子はかなり良くなります。
まだこのレベルならマシなのですが、「モーターを液瓶に漬けて接点グリスを抜き取る脱脂行為をする」という不正改造をする輩もいるため実は公式大会に平等性なんてありません。
それでも、その手のマシンに横暴を働かせないようにしようとすれば「ブラシを銅ブラシに限定する」としてしまっても規制にはなると思います。
カーボンブラシと銅ブラシだと明らかにカーボンブラシの方が不正改造や不正調整を施した時の恩恵が大きいため、そこはタミヤさんにも吟味してほしい気がしますね。
また、「本当に公式大会に5レーンコースは必要か？」とも思うんですよね。
いっそのこと公式大会のコース長さを半分か2/3ぐらいに小さくする代わりに、コースレーンを3レーンにして全体の走行距離を短くしてやればチューンモーター基準のマシンでもいい勝負になるのではないかと思います。
ぶっちゃければ「抵抗抜きとかギヤの位置出しの上に不正調整のモーターで異常杯に仕立て上げた一部のミニ四レーサーが一番悪い」というのが今のジャパンカップ公式大会の現状であるため、むしろ、それらの恩恵が小さくなるように「モーター出力その物を大幅に下げた平等性のある公式大会に作り直した方が良いのでは？」と思うんですわ。
そもそも「フレキやぐにゃぐや改造などが流行った原因」もそういった「マシンの駆動面の安全性をズル調整で撤去したことがそもそもの原因（スタートラインを間反対に下一部の改造勢のせい）」なので、同じスターティンググリッドに立たせようと思えば「それらの不正解の恩恵が大して得られない感じの公式大会の勝負レベルを調整する」とした方が良いも思うんだよな。
まあ、そうしてしまうと「ジャパンカップ仕様のハイパーダッシュ3が一気に売れなくなる」というタミヤさんの販売事情もあるんだろうけどな。
個人的にはそう思っています。
今日はこんな感じです。
ログインしてコメントを確認・投稿する