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一昨年の10月から横浜勤務になり、茨城県取手市から遠距離通勤しているが、東京都足立区では11月14日から12月31日まで登録店舗で足立区が指定するキャッシュレス決済すると最大30%ポイント還元になるキャンペーン、「あだちのお店を応援しよう!キャッシュレス還元祭de90周年事業」を実施しており、自分が愛用しているQRコード決済のPayPayも指定されていた。
通勤経路のJR常磐線の北千住と綾瀬は足立区にあり、常磐線各駅停車しか停まらない綾瀬はともかく。北千住は自分が通勤で乗る常磐線快速が停まり、30%還元とはかなりおトクなので、夕飯はキャンペーン期間は可能なら帰りがけに北千住で途中下車して食べるよう心掛けている。
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12月14日水曜日も夕食は通勤の帰りに北千住で降りて食べることにしたが、この日は昼飯では野菜は全然食べなかったので、夕食ではしっかり野菜を摂取したい。
食事だけじゃなく一杯引っ掛けながら食べたい気分でもあり、それで野菜摂取できるメニューが豊富なのは中華料理か沖縄料理だろう。
横浜勤務なので中華料理は毎週中華街の店で食べているから、北千住でどうしても中華料理店で一杯やる必要はないから、沖縄料理店でチビチビ、というのがいいだろう。
同じパターンで前回北千住でキャンペーンに参加している宮古島料理店を見つけ、泡盛を1合飲んでもいる。
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ほかになければ再訪してもいいのだが、PayPayアプリの「近くの店」で調べると、ほかにもキャンペーン対象の沖縄居料理ダイニングの店があったので、今回はその「うるま島ターチ」へ行ってみた。
まずは石垣島の泡盛「白百合(税別490円)」をロックで1合注文したが、お通しは「オリオンビアナッツ」だったから(写真2)、これは酔いが回ってきてからつまみにする方がいいだろうと、お通し代わりに野菜摂取もできるアテとして「ゴーヤのピクルス(同490円)」を注文。
ゴーヤだけでいいのにゴーヤは少なく、大根と赤黄のパプリカの盛り合わせだったが、ともかく超ヘルシーである。
次もヘルシーなメニューから、「島らっきょ天ぷら(同680円)」を注文。
沖縄では「天ぷら」は天つゆではなくソースで食べるのが定番で、これも当然ソースである。
ちょんとソースを付けた島らっきょうの天ぷらもそれなりに旨い。
「タコライス」とか「沖縄そば」、「カーリーフライ」などのジャンキーなメニューにもソソられるが、今回は「沖縄居酒屋で飲む」のが目的ではなく野菜摂取が目的なので、次も野菜たっぷりの「にんじんしりしり(同620円)」を注文。
にんじんたっぷりだし、あとはお肉は使わずツナ缶と玉子だけだから非常に健康的なつまみである。
さて、お通しに出されたビアナッツもつまみながらチビチビやって少しアルコールが回ってきたところで、シメに沖縄そば系でも食べたい気分になってきたが、ここまで3品+小袋のビアナッツを食べているから丸々1杯食べたらカロリー摂り過ぎになってしまいそうである。
どうしようかと思っていると、デザートメニューに「サーターあんだぎー」を発見し、1個だけでも注文できることになっている。
沖縄名物の1つでもある「サーターあんだぎー」、標準語に直訳すると「砂糖油揚げ」、要するにラードで揚げた沖縄風ドーナツなので決してヘルシーなメニューではないのだが、1個だけなら沖縄そば1杯食べるよりは低カロリーなのではないかとも思える。
自分は1995年から3年1ヵ月沖縄・那覇勤務していたが、酒のつまみやシメとしてサーターアンダギーを注文したことなどこれまでに1回もないが、ここは1個だけシメの代わりとして注文するのはアリではないかとも思う。
少し泡盛が回ってきて気分良くなっていることもあり、プレーンのサーターアンダギーでいいのに「サーターあんだぎーメイプルver(同150円)」の方を注文してしまった。
すると、メイプルシロップが染み、その分だけカロリーも追加されるだけだと思っていたのだが、配膳されてきたらクリームがこんもり盛られているではないか。
それでも注文したのは自分だから、まずはクリームなしで食べるが、表面からメイプルシロップが染みたサーターアンダギーがことのほかおいしい。
そして、高カロリーだが残すわけにもいかないだろうとクリームも付けて食べると、もはや「油っこくて甘いお菓子」であり背徳感があるが、これはこれでそこそこ旨い。
「サーターあんだぎーメイプルver」も残り1口まで食べ進んだ。
そして完食、ゆっくりチビチビ舐めていた泡盛もちょうど1合がなくなった。
最後の1品はヘルシーじゃなかったが、これでお開きにすることにして会計するとこれで全部で3069円で、それをPayPayで払ったから足立区のキャンペーンで30%、920ポイント還元になり、実質負担2149円で楽しめた計算である。
ここで帰れば非常におトクでいいのだが、やっぱり泡盛1合飲んでいいアンベー(あんばい)になったらもう1軒ハシゴしたくなってしまい、キャッシュレス決済など使えない定額制飲み放題のディープな店にも寄ってしまい、現金で数千円払って酔っ払って帰ることになった。
したがって、確実に足立区の地域経済に再び貢献してしまった。
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