出会い そして仲間たち

急ッ激に仕事が増えて、2歳児と一緒なのはお風呂入って寝るまでの時間のみ。

・ミニオンズ　フィーバー

どちらかというとミニオンズシリーズというよりはグルーのプリクエルだが、彼が軸になることで前作よりまとまっている。もちろん明るく楽しい作風はそのままで館内は子供たちの笑い声が響いていた。個人的に以前は可愛さよりウザさがまさっていたミニオンたちだが、今作で初めて彼らを可愛く思えたのと、メイン3人のキャラの違いがわかってきた。あとやたら尻を出す。声優さんたちは勿論、市村正親、尾野真知子、渡辺直美も堂々とした演技で違和感なし。
物足りないのは悪党ヴィシャス6のキャラで、個性的な見た目とマシンを与えられながら性格上もバトルもまったく個性を見せることなくまとめて処理されてしまった。

・マトリックス　レボリューションズ

人類と機械の存亡をかけた現実世界でのザイオン防衛戦はSF戦争映画として文句なし。一面を埋め尽くすセンチネル軍団に対し自らパワーローダーに乗り込み絶望的な状況でも最後までムチャクチャに撃ちまくるミフネ船長の姿、キッドとの関係もカッコよすぎ。装填シーンが最高。
しかしマトリックスシリーズ3部作の締めくくりとしては邪魔な恋愛ドラマと持て余し気味に処理されたヒロイン、確かにクオリティは激高だが1作目ほどの衝撃は感じられない映像、何よりあの唐突な機械軍団との手打ちと、雨の中のバトル自体は激熱だったのに意味不明なスミスとの決着。
唐突なスミスの最期に広げ切った風呂敷を突貫で畳んだようなエンディングは意味不明で解説サイト見てようやく理解した上で不満しかない。「よせ　それはないぞ」はこっちのセリフだよ！
単なるSFアクションとしては充分すぎる出来なのだが…１作目のインパクトが強すぎたか。