世の中、色々な店舗が大型化しているように感じる。小さな小売業が集まって1つの大きなショッピングモールになったり。個人経営のゲームセンターが大型化したり。
店舗が大型化することには、それなりにメリットがあるのだろう。大型故により多くの在庫が持てるようになる。在庫の豊富さを期待しての集客力も上がる。土地の維持にかかるコストより大きな儲けが期待できる。等々。
もちろんデメリットもあるのだろうけど、今のところ、大型の店舗が閉鎖され、小さな区画に分けられ、雨後の筍のように小型店舗が増えた、というような事例は聞いたことが無い。自分が知らないだけかもしれないが。
店舗ではなく、居住のための家屋はどうだろうか?
固定資産税や相続税などで土地を手放したり、一部売り払うような人も多い、と聞く。特に東京の都心部で一戸建を維持するのは大変なようだ。土地面積は変わらなくても、一戸建を潰してマンションに建て替えるような例も多い。これは、細かいところに違いはあれど、店舗の大型化と似たようなことでは無いのだろうか?
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日本は、出生率が下がって人口も減少傾向にある。東京都は人口の増加傾向が続いているが、全体の人口減少が進めば、いつかは東京都だって人口減に転じることになる。そうなった時、大型化した店舗や、マンション等はどうなってしまうだろうか?
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