■落ちきらない腰、そんきょの姿勢が物語る苦しさ 照ノ富士もう3敗目
(朝日新聞デジタル - 09月16日 22:58)
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大相撲九月場所七日目、連敗中だった横綱照ノ富士は先場所の覇者である小結逸ノ城を左上手から頭を付けて前に出ての寄り切りに退け4勝3敗で白星先行、先場所不覚を取った相手に“借りを返した”一番となりました。
この結びの一番の前、三大関は角番御嶽海が左四つ、右上手の小結霧馬山の引き付けに為す術なく寄り切りに屈し、続く初日白星から5連敗の大関正代も久しぶりの大関戦となった東前頭四枚目の錦木に立ち合いから一気に土俵際まで押し込まれるも残り、右差しから盛り返すも巻き替えを巻き替えで返され、少し体が浮いて呼び込んだ体勢となって寄り切りに屈して6連敗と、昨日の六日目の総崩れの流れから抜け出せないかと思いきや、三番目に土俵に上がった貴景勝が昨日のヒーローたる西前頭三枚目の宇良の引きに乗じて押し出しで制し、二敗を守って面目を保ち、横綱はその“止めた流れ”を継いだ一番となったかもしれません。
今日の横綱について、NHKテレビの向こう正面解説を務めた錣山親方(元関脇寺尾)は「今場所初めて前傾姿勢になった。帰り入幕から小結、関脇、大関と駆け上がって横綱に昇進する頃の相撲に戻ったような一番で、膝への負担は殆ど無かった」と解説していましたが、膝の状態が芳しくない中での連敗の後であり、この一番が復調への足掛かりになるかもしれません。明日の中日は今日正代を制した錦木と対戦しますが、これを落として4個目の金星を配給することとなれば、途中休場の危機に瀕することにもなるかもしれません。ただ、五月場所では中日に三敗を喫してから勝ち続けて12勝3敗で優勝しており、タイミングは違いますが、その再現も期待できそうな気もします。
さて、賜杯レースですが、全勝の2力士のうち西前頭八枚目北勝富士が西前頭十枚目隆の勝を押し出しに退け7連勝としましたが、関取最年長の東前頭三枚目玉鷲は関脇若隆景に喉輪攻めで前に出て追い詰めるも土俵際で逆転の突き落としを喰らい、一敗に後退。全勝は北勝富士が単独トップで、玉鷲と西前頭四枚目の高安(西前頭六枚目遠藤を押し出し)が一敗で追走する展開となりました。
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