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2022年08月28日22:57

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光の帰還

9月は「ブレット・トレイン」くらいしか観たいものがないな。

・シン・ウルトラマン

ウルトラマンと「禍威獣」、宇宙人周りはわざと荒めにした絵作りとCG、怪獣デザイン、予想以上にガッツリ詰め込んできたオマージュも含めて満点に近い。おそらく初見の人にはシュールに見えるだろうがオールドファンには「コレコレ!」と手を叩きたくなる細かい描写も。○○○のデザインとプロレスに物足りなさを感じたが。
対して人類周りは物足りなさが残る。アサミとのバディ感にも、ウルトラマンが人類を愛する理由も積み重ねが見えず、しかし斎藤工がしっかり雰囲気を作っているので噛み合っていない。禍特対以外の人類は全体的に(ギャグも込みだが)愚かでしょうもなく、ウルトラマンはこいつらのどこを好きになったんだろう?と心配に。ので人類側に「シン・ゴジラ」のときのようなキビキビした高揚感はない。そんな人類描写に割と尺が割かれていらのでどういう感情を抱いていいかわからなくなる。禍特対はしっかり描かれていたので、チームの為にならわかるがウルトラマンの神性がブレてしまうからなあ。ラストカットは満点で、そこから米津玄師の「M八七」が始まると涙ぐむくらいグッときた。
演出、奇抜なカメラアングルに違和感はあるが俳優陣は好演、山本耕史はベストアクトで時点は田中哲司か。「ジャニーズか...」と懐疑的だった有岡大貴も演技自体はまずまず。
細かいエピソードの繋がりの弱さ、物議を醸すであろう長澤まさみの撮り方も含め合う合わないはありすぎるが、重篤オタクの庵野秀明氏が自分の好きなこだわりエッセンスを詰め込んだ究極のファンムービー。


・ビルとテッドの地獄旅行

前作をしのぐダラダラしたゆるい空気、安いビジュアルにメリハリも抑揚もないストーリー。キアヌが出てるんじゃなければ見なかったとは思うし見ても見なくても差し支えないほど後に何も残らず、かといって見るに堪えないほどつまらないわけでもない。
2人に振り回されっぱなしの死神がそこそこ愉快。
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