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2022年08月20日14:25

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西洋と、東洋の覚醒。

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自分としては、
西洋的な覚醒についてと
東洋的な覚醒について

そして、それを背景から
支えている透明なものについて
橋渡し出来ればいいなぁと
思っている
 
 
東洋的な覚醒のニュアンスでは、
卓越した練度をほこる
空海の密教について


西洋的な覚醒のニュアンスでは、
主にルネサンスに走るもの
それは、創造の中に密(ひそ)まれた
人を(目覚めさせ)鼓舞するエッセンス

※〈それと、西洋の伝統的密教について〉




遍在性が、止(し:とまった世界)と
創造されし世界
どちらにも行き渡っているとき



その発露は、
東洋的なものとしては
いわるゆる仏教的な
ぼくらにとっては親近感のある
悟りと禅の話について

(空海の密教は、さらに創造への発露
もあるのでさらに深いけれど)


西洋的なものとしては、
存在が、あまりに
ありのままのその人自身の熱情を
込めて生き、創造に歓喜するがための
全面的合一があると思う

つまり、青春として
人生が、熱く燃え、たぎる
価値のあるものとなること
(個人としてイキイキした人生!)


それは、その人という
それ自身が、満たされて
なにか、自然と世の中を
目覚めさすような鼓舞と力が発揮されること



-----------

ある時代に、
ある人物により、
ある演説が行われる予定だった

それは、結局は
差し止めになったようだけれど

それをしようとしたのは、
ピコ・デラ・ミランドラという
人物だった


彼がまるで
他人事のようには思えない部分があり、
いつかの時代に関係してたのだろうか


ミランドラは、
後に「人間の尊厳について」という
本のタイトルで出版された
演説を行う予定だった
(原題はちがうけれど)


彼は、その中で、
哲学と宗教を繋ぐもの について
語りたかったように思う

この用意周到さと、
次々に展開される
整理された話したちは

彼の若さゆえ と
自信みなぎる感じを感じさせる


ミランドラは、
なんらかの橋渡しをしようとした

彼は一説によると西洋的な密教の
〈カバラ 〉に精通していたらしい


しかし、個人的には
ある教義の「アレコレ」を
話したというよりかは、

それも交えつつ
別な目的で話していたようかに思える

とても、ある片側の
枠の中において
その枠内の教義の正当性を
語っているだけのようには
思えないからだった


彼は、それらの様式美の
背景にひそむ
真なるもの

透明なもの について
語っているかのように思えた

(違うかもしれないけれど)

彼が話した
哲学から秘教から何からの話は
ある一点

その透明なものについて
語られるように思った


自分と似たテーマというか
ところがある気がする

いつかまとめられたらいいなぁ



彼が示したことは
何か深い透明性を持って
それを指している気がするが
その透明なものは

私たちを支えているものでも
ある気がする


ピコがそのなんらかを
極めて自信を持って
望んだ場を
尊重し


まとまんないケド、
彼が、語った最後のシメを
載せておこうと思う。



『最も尊敬すべき神父の皆さん、
以上のことが事柄自体によって

やがて
ご自分たちに明らかになるように願う
みなさんの欲求をーーー

幸福で祝福されたものとなるであろう
この欲求をーーー

私の話がこれ以上妨げないようにと、
いわば進軍のラッパが駆り立てて
いますので、

きわめて卓越している学者のみなさん、

---皆さんが戦闘準備を整え

武装して、大きな喜びを
隠しきれずに戦闘を待ち望んでいるのが
私には見えますが------

さあ戦いを
交えようでは
ありませんか。

---ピコ・デラ・ミランドラ
人間の尊厳について』





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