進化の法則のメカニズムは文字通りメカニカルで、
・生物の交配では大小さまざまな規模(細胞レベル、組織レベル、器官レベル?)での突然変異がある確率で発生する
・このため従来は存在しなかった新しい形質を生物個体は文字通り突然備えることがある
・上記はエンジニアによる丹念な設計とは違ってまさにサイコロをふったいい加減な形質の実装である。そのため「おそらく」ほとんどの突然変異種は短命かあるいは次の交配までたどり着けずに「消滅」する
・ただし「まれに」突然変異で獲得した形質が従来の同種の個体より自然環境により適応する場合がある。
・こうして自然環境により有利に適応した個体が突然変異的にある確率で現れ子孫を残すことによってより自然環境に適応した種に分岐していく
上記はいたってメカニカルな現象でどこにも人間味ある恣意が付け入る余地はない
だがしかしこのメカニカルな遺伝的アルゴリズムを実行すれば一流エンジニアに匹敵するような発明が実現する。
人間の場合も遺伝的アルゴリズムを工夫して取り入れることで、下記のような問題解決意思決定アルゴリズムを設計できると思う。
問題系の網羅→特徴づけと分類→消去法によるしぼりこみ→試行錯誤(試行錯誤とトライい&エラーと評価の繰り返し)
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