パリラサールという典型的なリセに行ったことがあります。
一言で言うと、陰惨な雰囲気が漂っていました。暗い。バカロレア合格が目標だからでしょう。
(そのバカロレアも、ベルクソン以来、文系は、パッとした人材が出ていないような気がします)
リセはほぼ高校に匹敵しますが、大学に入るための準備機関です。その大学も、昔は、キリスト教と密接な関係がありました。日本の叡山などが、実質は大学であったのと同じです。だから、古典(ラテン語や漢文や梵語)が読めるかどうかが重要です。勉強が出来ない奴は不道徳者。鞭打ちでよかったのです。
一方、小学校は、日本の場合もヨーロッパの場合も、国民国家の確立ということと密接な関係があります。勉強は高度ではなく、生活習慣や協調性が重視される。
まあ、それが、いきなり「内申点を上げないと、☓☓高校に合格がおぼつかない」というようになるわけです。その価値観の転換は、中学生にとって寝耳に水でしょう。
しかも、
小学校…丁寧に、誠意をもって
高校…教科の本質にあうように
という教育方針です。
目標が、小学校は工員や兵卒を養成するためのもの。高校は(昔の)大学生を養成するためのもの。目標からして違うわけですから、混乱も当然です。
もともと、中学とはいびつな時期なのです。
そこで、かなり健闘していると思われるのは、都立の上位高校の入試。
https://www.metro.ed.jp/toyama-h/guide/test.html
これは、戸山高校の問題です。ものすごく難しい。内申が絡んできますから複雑ですが、6割がボーダーです。一科目に秀でている人が得です。こういう高校ばかりだと、伸び伸びと興味の赴くまま、勉強できるのですが。
私の高校入試は、悲惨でした。
簡単な問題を、五科目、85%取らないといけませんでした。満遍なくやる必要があるということは、個性や才能を殺すことです。
中学生の子どもが悩んでいること 「友人関係が苦手」に寄せられたエピソードの数々
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=40&from=diary&id=7001362
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