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2022年06月06日04:40

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【胸熱!】映画『トップガン マーヴェリック』

 
6月3日、大和郡山IMAXシアターで鑑賞。客入りはまずまず。
実は2日に観るつもりだったが、良い席が完売していたので翌日の席を予約した。


公式  


『トップガン (1986)』本編オープニング映像


前作の感想 
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X世代の青春を熱くした「トップガン」が、満を持して、遂に帰ってきた。

大画面いっぱい、オレンジがかったゴールドの光が静かに満ちるオープニング。
飛行甲板上でキビキビと立ち働くスタッフや飛行機は、全て黒いシルエットだ。
BGMは懐かしいTop Gun Anthem。 そうそう、これよーっ! 最初から鳥肌。
自宅TVで見たアマプラ吹替版とは天と地ほどの差だ。やっぱりIMAXに限るわ!

36年前の前作と同じ始まり方。「トップガン」の解説も前作と同じに入った。
そして、タイトル! さっと「MAVERICK」の文字が加わってロゴ完成!
(前作のデザインをアレンジした本作のロゴも、ウィングマークを模している)


砂漠にある格納庫で、ピート"マーヴェリック"は独り飛行機を整備していた。
見事な上腕筋。白いTシャツ姿がバッチリ決まっている。33年前と変わらない。
見た瞬間「飛行機が好きなんだなぁ!」と分かる。そして凄く鍛えていることも。
ふと、『フォードvsフェラーリ』のマイルズを思い出した。

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ピートはここで生活している様子。壁には亡き相棒グースと撮った写真が貼ってある。
(ピートは独り者らしい、と気づく)
やがて、ロッカーからワッペンだらけの年代物レザージャケットを出して羽織り、
シートを外してKAWASAKIのバイクにまたがると、スロットル全開で走り出した。

そのジャケット、よく綺麗に保管していたな! 続編のためにとっておいたのかな。


懐かしい Danger Zone が流れ始めると、観客のボルテージは急上昇。

一直線の道を走るバイクは、飛行機と並走する。飛行機を見やって笑うピート。
このシーンも前作にあった。(ただし、走る向きは逆だった気がする)

軍基地に着くと、彼は極超音速機の開発に上からストップがかかったと知らされた。
浮いた予算を無人機の開発に回すという。ピートはテスト飛行を続けると宣言した。
「まだ少将は来ていない。マッハ10の速度に到達してみせる」と。強行突破だ。
さすがは「マーヴェリック (一匹狼)」、相変わらず規律や指示に全く従わない。笑

果たして、彼はマッハ10.4まで出したが、機体が負荷に耐えられず上空で空中分解。
ピートは地球に無事生還したものの、立腹する少将に「君らパイロットは絶滅する」と
予言され、「だとしても、それは今日じゃない」と言い返してトップガンへ赴任する。

ここまでが前段。 ふう。この調子で語っていたら日記の制限字数オーバーだ。爆


トップガンには、かつての仲間 "アイスマン" 大将の立派な肖像が飾られていた。
ピートは、アイスマンの計らいで古巣に戻ってきたのだった。彼の任務は超難題。
某「ならず者国家」の核兵器プラントを稼働前に破壊するチームの緊急養成だ。

集められた若手精鋭たちは、マーヴェリックを見て「俺たちが、あんな年寄りに教わる必要ある?」と鼻で笑った。グースの息子・ルースター(親父は"鵞鳥"で息子は"雄鶏"。顔がそっくり!)もその一人。彼は、海軍士官学校入学を妨害したピートを恨んでいた。

ブリーフィングで、敵の詳細情報が判明した。まさにミッション・インポッシブル!
谷間を縫って超低空飛行し、難攻不落の要塞を3分以内に破壊、マッハ9で逃げる。
さらに敵機は第5世代で、自軍機より高性能。(なお、「ならず者国」はF-14も保有。イランか) 期限は3週間以内。3Dでの戦略解説はゲームのようだった。


ピートは近くのバーへ。かつて交際したペニーの店だった。ピートは知らずに店のタブーを2度犯し、客全員におごった上、店から放り出された。若手パイロット達に囲まれ、思い出の曲を陽気に弾き語るルースターを、ピートは店の外から見つめていた。
この件は、前作の記憶が鮮明だといろんな思いが交錯して、ちょっと切ない。


翌日から訓練開始。マーヴェリックは「まず、みんなの実力を見せてもらおう」。
自信満々だった若者達は、模擬ドッグファイトで次々とマーヴェリックに「撃墜」され、自分たちが提案したペナルティ「撃墜されたら腕立て200回」をやる羽目に。笑

このシーンは実際の飛行機で撮影しているので、凄い迫力だった!
相手機の頭上に Back to Back でピタリと張り付く軽技飛行は前作でもやっていた。
急ブレーキをかける要領でひらりと反転し、相手機の背後に回る技も!と大興奮。
やっぱり映画は「実写」が面白い。CGばっかりだと感動が薄いわ。


ピートは飲み代を現金で払うため、ペニーの店を再訪。
(前日はブラックカードを出して「うちは現金のみ」と断られた)
ルースターとの因縁を訊かれ、「彼の母親が『息子は飛行機乗りにしないで』と俺に頼んで死んだんだ。それで彼の願書を破った」と告白。
なるほど、それは辛いよね!分かるー。と、前作以降のことがつながってくる。

その後、ピートはペニーのヨットを直す手伝いへ。操帆に不慣れなピートを「それでも海軍?」と笑うペニー。空母に乗っていても操縦は飛行機専門だから、とピートも笑う。
だんだん良い感じになってくる二人。


トップガンに飾られた古い写真の中に、若きマーヴェリックがルースターそっくりの男(グース)といるのを見つけたハングマンが、ルースターにちょっかいをかけた。
若い連中は張り合ってばかりで協調性がない。(昔はマーヴェリックもそうだった)


出撃期限が迫る中、まとまらない彼らに悩むマーヴェリックは、アイスマンの自宅に呼び出された。癌で余命わずかのアイスマンは「過去は水に流せ」とキーボードで助言。
「今の海軍にはマーヴェリックが必要だ。あの若者(ルースター)にもマーヴェリックが必要だ。だから君がここにいる」と、声を絞り出して励ますアイスマン。2人は固い抱擁を交わした。(「どっちが優秀なパイロット?」と混ぜっ返すアイスマンがお茶目)


勇気づけられたマーヴェリックは、若者達を浜辺に連れ出し、アメフトのゲームをさせた。(前作ではビーチバレー)マーヴェリックもゲームに加わった。
(首から下だけ見ると、筋肉隆々の若者達と区別がつかないトムの肉体に感嘆!)
無心で一緒に楽しむことで、チームのまとまりができてきた。美しい夕暮れ。


夜。ペニーとデートしたピートは、家に招き入れられてベッドへ。「娘は今夜帰ってこないの」 ところが急に電話が鳴り「帰ってくる」と。大慌てする2人。ピートは2階の窓から出ていってと言われ、飛び降りたら娘と鉢合わせ。「今度こそママを大事にして」

本作では、強いだけでなく、折々に(くすっ)と笑えるピートのキャラが味わい深い。


敵のプラント稼働が1週間早まるという情報が入り、攻撃予定も前倒しになった。
マーヴェリックは作戦内容詳細(限りなく無理ゲー)を全員に説明し、練習開始。
(飛行手順の説明があるおかげで、観客は細かい状況や操縦の難しさが分かる)
しかし、指示通りこなせるパイロットは皆無だった。

フェニックス組の機がバードストライクでエンジン火災。彼らは脱出して無事だったが、
常に慎重なルースター(ハングマン評「鈍い」)はマーヴェリックに食ってかかった。


アイスマンが死去。ピートは盟友の棺にウィングマークを打ち込み、涙を堪えた。
気弱になったピート(前作でもそうだったが、彼は仲間の死に弱い)は「除隊する」とペニーに漏らすと、「あなたは僚機を失っても諦めずに戦う人よ」と励まされた。

「感情が揺れ動く、人間臭いヒーロー」の方が物語は複雑化し、より面白みを増す。


後ろ盾を失ったマーヴェリックは、"サイクロン"中将から引導を渡された。
理由は「君のプランは飛行不能」だから。
反論せず部屋を出ていくマーヴェリック。彼はその足で戦闘機に乗り、プラン通り完璧な飛行をやってのけた。(またしても規律違反w) 最高速度はマッハ10!
モニターで彼の実力を目の当たりにした若者達は「俺たちも必ずやってみせる」と奮起。サイクロンはクビを撤回し、マーヴェリックを作戦の編隊長に任命した。

一行は空母で出発、マーヴェリックは作戦遂行者を任命した。
第1編隊はマーヴェリックとフェニックス&ボブ組の2機、第2編隊は(速さに難がある)ルースターとファンボーイ&ペイバック組の2機。ハングマンは予備隊に回された。
お互いに顔を見合わすも言葉が出ない、ルースターとハングマン。


ここからがクライマックスの戦闘シーン。
超危険なスカイアクションが目まぐるしく展開していく。
とはいえ、攻撃手順や飛行ルートはほぼ分かっている上、短時間で終わる作戦との見通しもついていることから、余裕を持って観ることができる。こんな親切設計は初めてだ!

ゴールが見えない戦闘シーンが延々続くのは本当に疲れる!と『キングダム』を観た時に心底ウンザリした。笑 それでなくてもアクション映画は疲れるというのに。
(非常にウンザリしたので、私には珍しくレビューを残していない。2019/4)


閑話休題。

途中ルースターが遅れたりしてハラハラするが、プラント破壊は成功。
問題は脱出だ。
各機は敵の総攻撃を必死に交わし続けて逃げるが、撃墜されそうなルースター機を見て、マーヴェリックは我が身を捨てて彼を守り(彼の父親と同じ行為だし、死なせてしまった親友の息子を絶対に守る!という思いにもグッとくる)、自分が撃墜された。

パラシュートで地上に降りたマーヴェリックは、敵のヘリに見つかり銃撃されるも、際どいタイミングでルースター機に救われる。しかし、ルースター機もすぐ撃墜され、マーヴェリックは彼を探しに走った。

合流した2人は(お互いに相手の身を思ったのに!と)言い合いしながら敵の基地に辿り着き、放置されていた古いF-14(マーヴェリックとグースが乗っていたやつ!)を奪って際どく脱出した。
後座に乗り込むも操作にお手上げなルースターに、マーヴェリックは「親父に聞け!」と。笑 極限状態なのに嬉しい彼の気持ちが伝わってくる。

ところが、敵の最新型戦闘機に見つかり、ハンドサインでごまかし切れず戦うことに。
2機撃墜したところで弾薬が尽き、まさに絶体絶命!という刹那、F-14にロックオンした敵機をハングマンが横から撃墜した。
チームプレーのおかげで、マーヴェリック機は九死に一生を得て空母に帰投した。

(いや、ハリウッド映画だし、まして『トップガン』だから、トムが死ぬことは絶対にないと分かってるんだけど、あードキドキした!笑)


2人の生還で歓喜に沸く若い仲間達。ルースターとハングマンもすっかり仲良しに。
マーヴェリックがルースターに「君は命の恩人だ」と感謝すると、ルースターは「父の代わりです」と答え、熱い抱擁。来し方を思い、見ているこっちも胸が熱くなる。


「誰も死なせない」という誓いを守れたマーヴェリックは、最後の任務を終えて安堵し
ペニーの店へ行くも、彼女は留守だった。

彼は、ルースターを連れて砂漠の格納庫=ホームに戻った。
そこで飛行機の整備をしていると、ペニーの娘がひょっこり顔を出した。

格納庫の外に出るマーヴェリック。停めたポルシェの前にはペニーが立っていた。
キスを交わした2人は整備した飛行機に乗り、空中散歩へ。

格納庫に残ったルースターは、壁に貼られた写真を眺めている。
古い写真にはマーヴェリックと父。新しい写真には、マーヴェリックと自分。

33年の時と、人生の変化、そして温かい心の絆を凝縮した、秀逸なラストだった。


もう1度、IMAXで観られるうちに再見しようと思う。



それにしても。

トム・クルーズは私の連れ合いと同い年(本作撮影時は56歳)。なんちゅー違い!爆

ピカピカの若者だった前作を観た後、色気がある渋い男に仕上がった本作を観ると、
彼我の来し方をしみじみと感じる。
顔に自然なシワが刻まれているとは言え、ボディは若い頃と変わらぬシェイプ。
よっぽど努力しているんだろうなぁ。本当に凄いわ。心の底から尊敬する!
「トム・クルーズと同世代」ってなんだか嬉しいわ。


ジェニファー・コネリー(本作撮影時は48歳)もナチュラルに美しかった。
デビューした頃から美少女だったけど、若々しくて、あまり印象が変わらない。

彼女は、他のハリウッド女優たちと違い、綺麗に歳をとっている。透明感がある。
整形していないせいかな。遺伝要因もあるよね。
だって、今回出演してないケリー・マクギリスは気の毒なほどお婆さんだもの…。



https://mixi.jp/view_item.pl?reviewer_id=1833905&id=5333970



待ちに待った甲斐があった。

劇場で本作の予告編を見たのは確か2019年。「絶対に観るぞっ!!」とチラシを持ち帰り、公開を楽しみにしていた。ところが、コロナ禍のせいで延期に次ぐ延期。何度、仕切り直しのチラシをもらったことか。

しかし、情熱を込めて丁寧に作り込まれた作品は、2年寝かせても全く古びていなかった。それどころか、現実に戦争が起きている今、最後の大仕事に挑むマーヴェリックが率いるトップガンチームの奮闘にはとてもリアリティを感じた。頑張れ!危ない!助かって!史上最高のスカイアクション。手に汗握る130分はあっという間だ。

アマプラで前作をきっちりおさらいしてから観に行った。おかげで、最初から最後まで前作オマージュ満載の、胸アツな物語を隅々まで堪能できた。30年以上もの時を重ねた登場人物たちの変化と、今なお変わらないものをハッキリ感じるたび、奥深い感動が込み上げた。必ず復習してから、IMAXでの鑑賞を勧める。

エンドロールの最初に出た「トニー・スコット監督に捧ぐ」も泣かせた。トム・クルーズはとても義理堅い漢だなぁ。長い長いスタッフロールの中には日本人の名前がいくつもある。それらを見つけるたび、また胸熱だった。



ケイケイさんの感想日記  2022年05月31日
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1982445782&owner_id=1095496  

まーさんの感想日記  2022年06月05日
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1982483991&owner_id=6789490

suzansnailさんの感想日記  2022年06月06日
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1982490022&owner_id=8729247
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1982490230&owner_id=8729247

ケスさんの日記  2022年06月26日 (4回鑑賞・秀逸なツッコミあり)
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1982640008&owner_id=12923117


 
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