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2026年08月19日21:10

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【憧れの人】岸惠子さん、逝く

 
子供の頃、母からドラマ『君の名は』の話を聞いたのが最初の記憶だ。

「放映時間になると女湯から客がいなくなった。美男美女がすれ違う悲恋ドラマ」だと
母が熱く語っていたのを覚えている。「真知子巻き」が流行ったこともその時聞いた。

  wiki/君の名は  https://w.wiki/6QbQ
  真知子巻き
    https://ameblo.jp/tenshou-italia-neko/entry-11282458538.html

  wiki/岸惠子  https://w.wiki/Tcei


大きくなっても『君の名は』を見る機会はなかったが、岸惠子の名は忘れなかった。

やがて、学校で大流行りした横溝正史作品の映画化で、彼女を見た。
『悪魔の手毬(てまり)唄』(1977)や『女王蜂』(1978)は大ヒットしていた。

でも、私は谷崎潤一郎作品の映画化『細雪』(1983)が一番印象に残っている。
高校時代に原作(分厚い文庫本で上下巻)は読破していたものの、
劇場で観た世界はとても美しく、拙い想像を遥かに超えていた。着物が凄かった!
美人4姉妹は、佐久間良子・岸惠子・吉永小百合・古手川祐子。贅沢な作品だった。

wiki/細雪_(1983年の映画)  https://w.wiki/Tcde



「パリ在住の華やかな女優」「ハイカラ」というイメージだったので、船場のいとはんを自然に演じていたのはちょっと驚きだった。

岸惠子追悼で4Kリマスター版上映をやらないかな。あれは劇場で観るべき作品だから。



岸惠子さんは「首が長い」「目が大きくて力強い」「口角の上がった笑顔が特徴的」。
華やかで上品でセンスが良くて、高い知性と強さと個性を感じさせる女優だった。
美人女優はたくさんいたが、一味違う人だった。だから、私は憧れた。

『巴里の空はあかね雲』(1983)を出版した時、その文才に(やっぱり)と思った。
かっこいいな!と、さらに憧れた。
彼女のライフスタイルは物語のようで真似できる要素は全くない凡人の私だったが、
首をすっと長く保ち、口角を上げて微笑んだり、美的センスを磨くように心がけた。


いつまでも歳を取らない凛とした美しさと、意外とサバサバした性格も好きだった。
追悼記事のリンクで、面白い記事を発見。


◆岸恵子、意外な悩みを告白「いい年寄りになれない」 美の秘訣は「見栄とハッタリ」
  (2017/8/9) https://www.oricon.co.jp/news/2095391/full/

…85歳の誕生日を迎える岸だが、変わらぬ美貌をキープしていることから「美の秘けつは何ですか?」との質問が飛ぶと「美しくはないですよ。ちゃんと歳をとっていますし、頭もボケてきていますけど、自分に対する見栄とハッタリで何とかやっています」と笑顔で明かした。

…「老けて見えないのは、苦労が多くて、さまざまな事件を見て、それに対処してきた日々が続いてきたからだと思いますね」とにっこり。「だから、普通のおばあさんのようにやさしく、腰の曲がったいい年寄りになれないんですよね」

 ーーー(引用ここまで)ーーー


ああ、さまざま起きる大変な事件に、知恵を絞りながら臨機応変に対処してきたから、
普通に老けて納まる暇がなかったのか!と思うと、なんだか楽しくなる。
私も普通は経験しないような事件に巻き込まれがちな人生だから、励みになった。笑

これから私も「見栄とハッタリ」で若々しく歳を重ねて行こう。
いつでも首をすっと伸ばして微笑む、岸さんみたいな女性を目指します。



【8/19のつぶやき】
若い頃から憧れていた美人でした。上品でセンスが良く、筆の立つ才女。強い自我とバイタリティ、明るさ。首長く目を張って口角を上げる笑い方も好きでした。合掌。  --- 俳優・岸惠子さん死去 93歳 『おとうと』『悪魔の手毬唄』市川崑監督作品で圧倒的な存在感 所属事務所が公表【報告全文】 https://mixi.at/wddRj1N
https://mixi.jp/view_voice.pl?post_time=20260819175531&owner_id=1833905



♯マッドマムさんの日記  岸恵子語録 50を過ぎてからの人生が一番いい
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1992706546&owner_id=168303





ヒデヨシさんのつぶやき  岸恵子さんが93歳で亡くなられました。
https://mixi.jp/view_voice.pl?owner_id=3912568&post_time=20260820080739

ハート『細雪』の四姉妹、誰が好き?〜発言小町
 https://komachi.yomiuri.co.jp/topics/id/371974/

ヒデヨシさんの所で「映画『細雪』の岸惠子はド下手で、谷潤の味わいを芯から表現できず見ていられなかった」とこき下ろす男性がいた。彼はあの映画を見たのかも知れないが、市川崑のこだわりも、あの映画が美術にどれほど贅を尽くしていたかも、なぜ市川監督が(国内に女優は数多いるのに)パリ在住の岸惠子をわざわざ呼んだのかも、全く理解できていなかった。
市川監督が岸惠子を選んだ理由は、映画を観た女性たちの「鶴子(岸惠子が演じた役)」人気を見れば、一目瞭然だ。




ペン岸惠子さん死去 昭和を代表する映画監督&俳優ら追悼 山田洋次監督「深い感慨と悲しみの中に受けとめています」吉永小百合「大好きな先輩でした」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=8913726

 俳優でエッセイストとしても活躍した岸惠子さんが8月7日、老衰のため死去した。93歳だった。19日、所属事務所が公表した。同日、昭和を代表する映画監督や俳優が追悼するコメントを発表した。

 岸さんは1932年生まれ、神奈川県出身。51年に『我家は楽し』で映画デビュー。映画『君の名は』(53年)や、市川崑監督作品の『おとうと』(60年)、映画『かあちゃん』(01年)などに出演。02年には日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。04年に『旭日小綬章』を受章した。

 岸さんが出演した『男はつらいよ 私の寅さん』(1973年・第12作)、『たそがれ清兵衛』(2002年)を手掛けた山田洋次監督(94)は「ぼくの青春時代、つまり日本映画が娯楽の王座をしめていたあの時代を代表する大スターの死を、深い感慨と悲しみの中に受けとめています」と追悼。「寅さんの華やかなマドンナ陣の一人としてスクリーンを輝かしてくれたことも、今はなつかしい想い出となりました」と悼んだ。

 岸さんと市川崑監督の映画『細雪』(1983年公開)で姉妹役として共演した俳優の吉永小百合(81)は「大好きな先輩でした。『細雪』でご一緒した時、ラッシュを見て、『あなた、とても良いわよ』と誉めて下さり、嬉しかったこと、忘れられません」と振り返った。

 続けて「パリのお宅に伺い、『歩いていく二人』という本を一緒に作ったことも、大切な思い出です。もう一度お逢いしたかった!今はその思いでいっぱいです」と悼んだ。

 ジャーナリスト田原総一朗氏(92)は自身のXで「とてもショックだ。僕は岸恵子さんに憧れていて何度か食事に付き合っていただいた。とても聡明な方だった」と回顧。『朝まで生テレビ』で共演したことがあるとし「自分の考えをはっきり言う方だった」と振り返った。

 岸さんと同じ神奈川県立横浜平沼高等学校(旧・横浜第一高等女学校)の出身である俳優の草笛光子(92)は自身のインスタグラムで「突然の訃報で目の前が真っ暗になりました」と率直な心境を明かした。

 続けて「あなたは高校の1つ先輩。校内でのあなたはいつも本を抱えていて
洗練されたその姿は学校中の憧れの的でした」と当時の様子を振り返り「恋愛感も生活スタイルも私とは正反対だけど芸能界での唯一のお友達。あなたのパリの自宅で語り合ったこと、共演した楽屋での笑い話、思い出すのは楽しいことばかり」と芸能界で切磋琢磨してきたこれまでを語った。

 また「自分のスタイルを貫いて旅立ったあなたを、女優として、後輩として、友として誇りに思います」と語りかけ、最後には「今度の待ち合わせは、そちらの世界の景色の綺麗なおしゃれなレストランにしましょう。少し遅れますが必ず行きますから待っていてください」と伝えた。



【INDEX】映画/舞台 関連日記(5)2025〜
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