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2022年05月24日00:02

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可能性のかたまり

職域接種でワクチン3回目、土曜に打って日曜に熱&頭痛でダウン。
月曜朝に熱下がったので出社したら同日に打ったやつらほとんどダウンで休み。地獄。

・嘘喰い

予想はしていたが、原作ファンが6年待った結果がこんなものか...といったところ。過去の屋形超えをオープニングに、梶との出会いから廃ビル(廃ビルではない)、廃坑のテロリスト(テロリストではない)を若干の改変を交えつつのオーソドックスな構成。
作品の2本柱であるギャンブル・暴力とも全く物足りないのが最大の不満点。ゲームにはヒリヒリする緊張感、予測不能な展開が皆無(原作を知っているから、という意味ではなくそもそも空気が作れていない)、アクションに至っては尺自体が短く、特にロデムは酷いものだった。夜行vs目蒲はどうにかそう見えるよう頑張ってはいたが、処理されている感が強くバトルへの導入もあの「変眉ジジイ」やりとり一切なしの薄味。の割に序盤のルーレットが長かったり、尺の取り方が意図不明。架空の組織、専門用語多めということである程度説明が必要なのは仕方ないが見てりゃわかる余分なやりとりやテロップも多い。
キャストに関しては最大限努力したとは思う。横浜流星演じる漠さんはややキャラ変ありだが許容範囲、カッコいい部分ととぼけた部分を引き出し再現。MVPは2人、完璧な梶ちゃんだった佐野勇斗と、Q太郎が乗り移ったかのようなQ太郎。
お屋形様と夜行に目蒲は及第点、白石麻衣は可愛すぎるが全く鞍馬蘭子とは別人。蘭子なら熊くらい食う。ロデムはアクションともども壊滅的な反面マルコは意外と良かった(出番極小だが)。佐田国はバックボーンと結末が大幅に改変されており、原作準拠だとあの顔芸も無く不満もいいところだが、1本で完結する映画としてはこちらの方が後味よくまとめられていたのではないか。
亜面さんや判事もちょい見せされてたのは嬉しいところ。
舞台挨拶付きでの鑑賞だったが、キャスト陣は真摯に取り組んでいるのが見えて好感触でした。

・ビルとテッドの大冒険

2020年になぜか30年ぶりの続編が公開されちょっと話題になった、ゆるゆるタイムトラベルコメディ。若きキアヌ・リーブスとアレックス・ウィンターをはじめ学生演劇のような演技、時代を考慮してもしょぼい特殊効果、山も谷もないフラットな、しかしテンポだけは良い雑で都合の良いストーリー。
魅力は軽快な80年代ロックミュージックと、現代ではしゃぎ倒す歴史上の偉人たち。バカをやっているように見えるが(実際やっているのだが)、彼らが今を気に入ってくれたのなら、きっと今は悪くない時代なんだろう。
雰囲気とノリだけの作品だが、クライマックスには不思議と高揚感があり、見た後は明るい気分になれる。
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