今さらながら「鬼滅の刃」を見る。案の定ハマる。
・ヘルボーイ(2019)
デル・トロ版にあった優しさと深みを取っ払ってエンタメに全振りしたような、まさに地獄巡りエンターテイメント。特に終盤のロンドン地獄絵図はイカしすぎるクリーチャーと威勢のいい人死にっぷりでテンションが最高潮。ノリノリのロックミュージックに彩られたバトルは豪快で力強く、字幕のセンス含めて会話も楽しい。
ストーリーは雑、スピーディーというよりは急ぎすぎで基本的には情緒ゼロだが、異種族が分かり合えないことへのやるせなさは少なからず描かれ、それを象徴するヘルボーイを好きになれる。
悪役ミラ・ジョボビッチも珍しく味のある複雑な表情と、大女優とは思えないヒドイ姿も見せてくれるサービス満点カロリー高めのエンタメ。
・良いビジネス
※予告なし
異形のエイリアンとの武器取引を描いた4分程度の短編。SF戦争モノのオープニングを切り取ったような作劇で、相手を見た目で判断するとえらい目にあう、というちょっとした風刺もありながら見どころは大手スタジオにも見劣りしないエイリアンのデザインと、CGのクオリティの高さ。一見の価値アリ。
ログインしてコメントを確認・投稿する