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2022年05月09日23:25

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太陽の命 エースの命

2歳児のイヤイヤ期、達したかと思うたびにその上を行く。

・王宮の夜鬼

韓国王宮ドラマ+ゾンビが奇跡の化学反応。
ゾンビものとしてのクオリティが純粋に高く、比較的おとなしめだったそれまでから一転、中盤以降は大量の夜鬼たちが暴れ回る大スペクタクルな地獄絵図。数の暴力とそこそこの俊敏性、噛まれたらおしまい(一応、すぐ切り落とせば助かる設定もあるが...)な緊張感と、夜鬼の造形の良さでパニックホラーとして観ても充分に面白い。グロは少ないが腕や首が飛んだりの切り株もまずまず。
さらに朝鮮の王座を巡る愛憎劇が情感たっぷりに描かれる。尺の都合もあってか個々の掘り下げは決して充分ではないが、僅かな時間でも感情移入させてくれる。「新感染」でもクズ社長だったキム・ウィソン演じる暴虐で愚かな暗君そのものだった王様が、主人公との僅かなやりとりと末路で哀切を抱かせてしまうのは感情むき出しの演出の賜物。
中でも圧倒的なのは悪役チャン・ドンゴン。まったくオーバーアクションではないのに、目の演技だけでナンバーワンの存在感だった。

・007/ダイ・アナザー・デイ

プロスナンボンド最終作にして、007シリーズ20作目かつ40周年記念作品に相応しく、OPから銃弾と火薬の大盤振る舞いでたいへん眼福。過去作のオマージュ、懐かしキャラも散見され、まさに集大成といったところ。
アクションは終始派手だし、ハル・ベリーにロザムンド・パイクといった華もある。特に後半は氷上チェイスに衛星レーザー、キャットファイトにパワードスーツと大スペクタクルが目白押し。
ストーリーの乱暴さ、シークエンスの繋ぎの雑さ、散見される合成丸出し感、キャラクターの浅さなど残念な要素も多い。
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