人生で一番精神的にしんどいGWが終わった。
ワンオペ育児より仕事しているほうが全然楽だ。
・ビヨンド・ワルキューレ
ヒトラー暗殺計画の裏で要人救出をはかる連合軍と、たまたま居合わせたソ連の特殊部隊が成り行きで協力してナチスをバタバタなぎ倒す戦争エンタメ。B級感満載だが映画は安くはなく、戦争映画のリアリティ(戦場に行ったことがないので奇妙な言い方になるが)や空気をしっかり備えつつ、ヒーロー映画じみた痛快な無双もあり、緊迫のスパイミッションあり、主義主張を超えた友情ありと終始退屈せず楽しめる。
第二次世界大戦末期のドイツ軍兵士の悲喜交々も見ていて面白い。
・007 ワールドイズノットイナフ
シリーズでも屈指のハードな仕上がりとなっており、Qの引退、幾分悲壮な素振りを見せるMの姿も重なってともかくシリアス。いつものボンドの軽口も、主に敵に向かう刺々しいもので、更に凶悪極まりないながらもそれだけではない悲惨な背景をもつ共依存悪役コンビがダウナーさに拍車をかける。唯一の癒しは「ゴールデンアイ」以来の登場となるズコフスキーで、彼の工場でのバトルは迫力かつ愉快。ドリフじみたオチまで最高だ。
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