Appleに魂を売る

皆が携帯電話を持ち始めた９０年代も、取引先に買ってあげてもいいからお願いだから携帯を持ってくれと言われ、仕方なく携帯電話を持った。それでもドコモでなくピッチを使っていた。iMacが出た頃はマッキントッシュが少数派だったし、クリエーターとしては断然使いやすかったのでコンピューターはずっとマックである。でもiPhoneが主流になり、iPadが出たあたりからなんとなく、どんどんアップデートして最後には買い換えなければ周辺機器も使えなくなることにずっと疑問を抱いている。
１０年近く使っているMacBookAirも随分前に残っているメモリーでやりくりしなくてはいけなくなっているだけでなく、アップデートできないところまできていて、いろいろな面で支障をきたしている。携帯も子供たちはもちろんずっとiPod iPad iPhone と使っているが、やはり２年毎くらいに買い換えている。私はずっとソニーの電話を、その前はソニーエリクソンの電話を使っており、スマートフォンと呼ばれるようになってからは、アンドロイドの電話でMacアカウントのeメールもチェックできないことなど、アップルの排他的とも言えるアロガンスにずっと不満をもっており、次第に仕事も全部gmailに移行してしまった。
ソニーの電話も４年近くなんの不満もなくつかっていたけれど、その間にも何もかもが電話のアプに移行し続け、いよいよメモリーが足りなくなってきた。

それでもiPhone を買いたくなくて１０００ポンド超えしかないソニーの新しい電話をみたりサムソンの電話なんかもみたりしてしばらくうじうじしていたけれど、結局２５６GBのいうメモリーサイズ（少なくとも４、５年は使用し、フィッティングで写真をバシバシ撮り続けられる）と、今MacBookでやっていることを電話に移行できるとかなんとか自分に言い訳してポチってしまった。何百ポンドもするくせにチャージャーのプラグさえついてこない。箱には「プラグとイヤフォンは別売り」というスモールプリントが。イヤフォンも何も、娘のiPhone8にさえイヤフォンさすところさえないくせに！娘のチャージャーを借りようと思ったら、適応せず。　また先っぽ変えやがったな。
プラグもポチりました。とほほ
今の totally defeatedな気分を記しておこうと思った訳です。