ふるーい映画だけどね。
米ソ連冷戦時代の話。
とある空軍基地トップの准将が突然気が狂う。
なぜか「ロシアに核攻撃をしなくてはならない」と決意する。
そして「秘密の訓練」として核爆弾をかかえた攻撃機を数機飛ばし、
暗号で指示を与える。
「ロシアを攻撃せよ」
さすがに気づいた人がいて、必死の努力の末に大統領に届き、
大統領命令で指令は中止…のはずだったが、
一機だけ、たまたま偶然の故障で暗号伝達装置が動かず、
そのままソ連に向かう。
これを止めるためにありとあらゆる努力がなされ、
大統領はソ連書記長にホットラインをつないで事情を説明するが、
書記長は夫婦喧嘩のあとで泣いて大酒くらってわけわからない状態。
そうこうしているうちに核ミサイルはソ連に打ち込まれ、
ほぼ同時に(しかも自動で)アメリカにも核爆弾が飛んでくる。
映画の最後は、何度も行われた各国の核実験映像の
「きのこ雲」を連続して映しながら「また会いましょう」という甘いラブソングが流れる。
これと、怖いくらい似ている。
「命令権のあるキチガイがひとりでやらかす、周囲は止められない」
という状況がそっくり。
核戦争は、どこが開始しても世界が終わる。
アメリカも大統領が核攻撃命令ボタンをもって歩いているそうだが、
ひとりの判断では攻撃できないような仕組みが必要かもしれない。
そして、どんなに「よい政治家」と周囲が思っても、
数年にわたって政治のトップをまかせ、何をやってもいいような法改正をさせる、
のは、どこの国にとっても危険なことなので、
やめたほうがいいと思います。
アベちゃん政権のときに思ったけど、今もそう思っている。
■「核戦争の可能性ある」国連事務総長が危機感 ウクライナに追加支援
(朝日新聞デジタル - 03月15日 12:37)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6886126
ログインしてコメントを確認・投稿する