頭蓋プレート

おとといの夜　なにげなく頭を撫でていると一カ所くぼんでいる、撫でていって指の腹がはまるくらいの感じで凹んでいる。子供の時滑り台の上からまっさかさまに落ちてできたあとがあったけど、それはもう４０年くらい前に通常に膨らんで撫でてもわからないようになっていたのに、また出て来たのかなと思う。明るい方へ向けると目で見てわかるくらいに凹んでいる。細君は「このあいだ髪を切ってあげたときはそんな凹みはなかったのに、あなたはしょっちゅう頭をぶつけてるから」と言う。そうかもしれない。「きのうも痛っ！とか言ってましたよ』そうかもしれないけど、いつもぶつけても凹まないし、ぶつけて凹んだなら気絶しそうなものだが・・・　そうして昨日の朝起きる前に気になって頭を撫ぜてみると　つるりとしていて　どこにも指の腹が感じる凹みはない。変だな、と確かめながら撫でても凹みはどこにもない。ということは眠ってる間に回復したのだ。ぽこんと凹み、ぷくんとふくらむといったキューピーの頭のようなことは起こらないから、頭蓋を構成している各部分がギザギザの縫い合わせ（チャックのようなやつ）でくっついるが、それがついたり離れたりしていて、その離れたすきに指にあたったのだろう、と結論づける。地球の表面を構成するプレート（アメリカプレート、フィリピンプレート、等々）は移動してぶつかり乗り上げたり離れたりしてるが、そのように頭蓋プレートも移動していて　ちょっとした隙に噛み合わせがまにあわず穴が空いたりしてるのだろうか？？