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2021年12月26日22:01

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品質保証の現実

■品質不正、底見えず=決別へ試される「本気度」―三菱電機
(時事通信社 - 12月24日 09:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=6789810

企業体質として
品質保証部門の人事評価と、設計部門の良識が問われます。


ならぬことを見つけた品質保証部門は「ならぬことはならぬのです」とリリースを止めなければならないのですが、リリースを止めればプロジェクトへのダメージとなり、(品質保証の仕事をしているのに)プロジェクトメンバーに疎まれてマイナス査定。
自動的にことなかれ主義へ…

品質保証の仕事をしている社員に対し正当な人事評価が行われる体制になっているか?
これは結構難しいことです。


最近のドラマで言うと、日本沈没の田所博士的存在が正当に評価されるか?という問題。


そして設計部門。

問題が出たときに「止める勇気」「やり直す覚悟」を持てるかどうか?

たいていのあるあるは、設計→テスト→リリースの工程でしかスケジュールを組まず、やり直しを想定外にしているダメパターン。
(とは言っても最初から無理な日程が組まれているケースがほとんどであるわけですが…)

「テストでNGが出たら?」のリスク管理が往々にしておざなりになりがちです。

バックアッププランは持たないので、結果、なあなあのできたなり。
できたなりを正にしようと悪知恵を働かせるのです。

不正がなくなることはありません。


以上、高機能低価値製品を(雇用創出の大義名分で)無理やり作らされるメーカーあるあるのお話でした。
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