長い間スイッチオンで聴いていたが、最近は耳が痛くなるのでオフしている。
アタック音を増強する原理はマルチキャップだかの安いフイルムコンデンサを自作コントロールアンプの+B電源のデカップリングコンデンサにパラ接続するというもので要はコンデンサの鳴きを付加している。
デフォルトで入っているのは電解コンデンサの他、ダイナミキャップとビタミンQだったと思うが、これらだけでアタックが充分な強さになったのはスピーカーユニットの位相を合わせ、さらにレベル調整をした結果立ち上がりが鋭くなったか、あるいは耳が弱ったかのどちらかだろう。
因みにビタミンQが鳴きにくいのはオイルで電極がダンプされているからで、ダイナミキャップはフイルムの端面をハンダで固めてあるからと想像している。
ビタミンQはボーカルに、ダイナミキャップは静謐感の表現に欠かせないので、カップリングコンデンサやネットワーク等多くの部分にパラ使いしている。
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