ニューカレドニア、独立否決　のメモ

■仏領ニューカレドニアで住民投票、独立反対が多数　ボイコット影響か
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6774878

独立の是非を全３回の住民投票で問うことになっていた。

プロセス開始前は７０％は堅いだろうと思われていた独立反対（現状維持）派の得票率だったが、１８年の１回目投票では５６％と予想以上に苦戦。２０年の２回目投票では、さらに減らして５３％。その上、議会も独立派が多数を占めるに至り、「２２年までに予定されている３回目では　独立派が逆転する可能性が高まっている」と言われていた。

当時の流れは独立派に傾いていたため、フランス政府の主張する「３回目投票の２１年への前倒し」も、当初はそこまで問題にならず、独立派とも合意が出来ていた。

が、独立派は様々な利権集団による寄り合い所対であったため、その議会運営は上手くいかず、内政は混乱。独立派の求心力が急速に低下するに至って、独立派は元々の期限であった２２年実施を主張。もちろんフランス側は聞く耳持たず。

投票を止められないとみた独立派は、投票のボイコットを呼びかけて、３回目投票の意義を否定する方向に転換。３回目投票は独立反対派の圧勝に終わったが、それまで８０％台だった投票率は　４０％台とほぼ半減。禍根を残すことに成功した。