同情するなら金を出せ？

世の中、自分のたてた予定通りにいかないと気が済まない人がいます。もちろん、私もこうやればうまくいく、と言うか、こうやってうまくやろうと思っていたことがうまくいかなかったりすれば気分は悪いし、腹を立てることもありますけれど、歳をとったせいもあってか、予定通りじゃなくても何とかなるし、予定通りじゃないからこそ何とかしなきゃいけないこともたくさんあるし、予定通りにしたくないことだってあるのだから、あんまり気にしても仕方ないと思っています。

COVID-19の影響で、これまで通りの生活ができなくなった、と言う話はいくらでも出て来ていて、特に期間が限られている学生は影響が大きい、と言われます。しかし、同じようなことは別の理由でも起きますし、実際には夢を見ていただけで、実行に移したら実力不足でできなかったかもしれませんし、体験したら思ったいたものと違っていたかもしれません。様々なトラブルで思い描いていたことがうまくいかないことは残念なことではありますけれど、「あれさえなければ」と言う考え方は建設的な計画の修正を邪魔してしまうことのほうが多いように思います。

将来のある若者がより活躍できるために支援をするのは、要するに社会を豊かにする人材を増やすための投資であり、自らの生活を良くするための必要経費のはずで、ある意味当たり前の話なのですが、ひょっとすると「気の毒な若者の話」でもしないと、そんな当たり前のことができない人ばかりだから、こんな報道が必要なのかもしれません。