【ネタバレあり。その�◆曄�
栃木に来てくださってありがとう！！＠17th ライブサーキット “続・ポルノグラフィティ”(ポルノライブ) in 栃木県総合文化センター メインホール〜12月6日(月)〜。
※ネタバレを含むライブレポです。ネタバレが嫌な方はここでＵターンしてください。
アコースティックバージョンでしっとり歌い上げた後は会場が暗くなり、昭仁さん曰く、救いのない2曲が続きます。
【鉄槌】
赤い光が会場から客席側をバーッと照らし、ステージ両サイドから煙がたかれ、昭仁さんがサビの時に煙で見えない瞬間もあった。
しっとりめでダークな曲なのに、「ケムヒト！ケムヒトだよ、ケムヒト！」と内心騒いでいたのは私です。
最後、昭仁さんは一旦退場し、晴一さんのギターソロパートが長くありました。
かっこいいぃぃ！かっこいいぃぃよ、晴一さん！
今回のツアーはこの曲に限らず、晴一さんパートの時の照明の当て方がすんげぇかっこよかった！
昭仁さんはさり気に後ろに下がり、晴一さんをたてる姿が見られました。
【Fade away】
か、かっけぇぇえ！ライブで私は聞くの初めてかな？感動しました！
MC。
「ボイスストラップの使い方、みんな上手だね。」と晴一さん。
「ステイホームで筋力下がってるだろうに、手を挙げたり叩いたりが皆さんすごい！」と、ジェスチャー付きで話す晴一さん。
「この会場は4階席まであるんだっけ？4階の人〜？(パチパチパチ)3階の人〜？(パチパチパチ)2階の人〜(パチパチパチ)…え！？あそこは1階か！ちゃんとステージのこと勉強してきたんだけどな〜。1階の人〜！(パチパチパチ)」という、毎回文化センターライブ時お馴染みの、複雑な座席についてのコメントを昭仁さんがくれました。
なお、「声は出せなくても、皆さんの念は感じますよ！念！」と繰り返す昭仁さん。念……(笑)
「救いのない2曲が続いたので、ここからは別の曲を歌います。」と昭仁さん。
【元素L】
最初だけ、昭仁さんのギター弾き語りだったかな？
うわぁぁ！懐かしい！優しい！染みる〜(*´ω`*)
照明は○がいっぱい、ステージに床に表れて、くるくる回っていました。
【Winding Road】
ハーモニカになりたい人生だった←
歌詞が切ない……。
照明が、赤と緑でクリスマスツリーみたいで、ステージ床両側が最後きれいだった。
MC。
「アポロデビュー前に宇都宮に来て、わしと晴一とTAMAとマネージャーと四人で、有線関係の女性四人と向かい合って餃子食べたんだよね。あれは営業？接待？晴一が、「昭仁は餃子でご飯三杯いけます！」なんて言って、餃子一個でご飯三杯食べたんですよ。」(昭仁さん)
「有線分かる？今の若い子は分からないか。(有線の説明をする晴一さん)…会場を見ると、大体の人が有線分かるかな(笑)頷いている人や腕組んでる人もいるし。説明いらんかったなぁ(笑)」(晴一さん)
「あの餃子接待の後、多分有線でいっぱいアポロ流してもらったんじゃよ。」(昭仁さん)
「栃木のお陰で、アポロ売れたしな。」(晴一さん)
ライブ中、メンバーが“栃木”と繰り返し言ってくれるだけで、嬉しくて、嬉しくて！
「色々なことがある時代ですが、新たなNEW エア………もう一度いきますね！NEW ERAに行きましょう！」と昭仁さん。
大事なところで噛んでる(笑)
【THE DAY】
かっけぇぇえ！みんなで拳を振ります！
今日はほとんど、手拍子と拳振り回しで、なかなかに手が大変。
「手が赤くなるまで、たくさん叩いて帰ってください！」なんて昭仁さん言っていたが、洒落にならんくらい手拍子してる(笑)
【REUNION】
多分この曲あたりかな？最初数曲はステージのPGが光る演出入ったんだけど、途中で休憩に入り、この曲あたりからまた復活したんだと思う。多分。
あぁぁぁ！生リユニオン来たぁぁぁぁ！！
生はゾクッとするほどかっこよかったよぉ！！！
【メリッサ】
盛り上がりが半端ない！昭仁さんがステージの色々なところで歌います。
この曲かな？
ステージ中央に二人が並んで歌って演奏しました。二人が並んで中央演奏は一曲しかなかった。
【ハネウマライダー】
前奏でピクッとして、みんなでタオル準備。
晴一さんが、「手拍子だけで足りない人はタオルを回してくれませんか？」的なことを言うわけだが、晴一さんもここで盛大に噛む(笑)
「タオルがない人は手かなんかを回してください！」と昭仁さん。
みんなでタオルを掲げる光景も、回す光景も、投げる光景も、最後にまた掲げる光景も、いつ見ても美しい。
昭仁さんは相変わらずタオルを回すスナップが見事で見とれた。
タオルはもちろん、今回のツアータオルです。
正拳つきをしたり、ハンドルを握ったりと、楽しそうな昭仁さんを拝めて尊い。
MC。
「この2年間、ポルノグラフィティとしての歩みを緩めて、ソロ活動をして。離れで活動をしてみたんだけど、母屋(ポルノグラフィティ)はすごいね。柱はしっかりしてるし、壁紙も豪華だし。改めてすごいなぁと感じました。
その母屋の建築をしてくださったのはここにいる皆さんです。これから、リフォームか増築か新築か分かりませんが、壁紙が剥がれたら、ペタッと貼りに来たり、釘一本でもいいので打ちに来てくれませんか？
ツアータイトルに“続”があるように、ポルノグラフィティはまだまだこれからも続きます。よろしくお願いします。」(昭仁さん)
【テーマソング】
ライブ最後はテーマソング。
照明は青と白が基調で、後半は「燃えるような熱い赤」に呼応するように赤の照明が混じる。それは、あの日の東京ドームの「VS」からのバトンを受け継いだように見えた。
そして私は涙ぐんだ。
「フレーフレー この私よ そしてフレー 私みたいな人」の時、観客の中には応援ポーズをする方がチラホラいた。
「また厄介なのが出てきちゃったね。オなんとか株。これからどうなっちゃうか分からないけれど、いつかみんなでこの歌を歌える日を待っています。」と晴一さん。
このコロナ禍の中、「テーマソング」のメッセージは私達の胸に強く響いた。
メンバーが退場してからは、アンコールである。
いつもは「(チャチャチャ)ポルノ、(チャチャチャ)ポルノ」であるが、今回はコロナ禍のため、「(チャチャチャ)((チャチャチャ))、(チャチャチャ)((チャチャチャ))」と、手拍子で表現する。
前半パート( )と、後半パート(( ))に自然と別れ、見事な拍手が続く。
立ち上がって、リズムに合わせてステージに向かって手を広げる方や、ボイスストラップでポルノコールをする方の姿も見られた。
昭仁さんはカーキ色のTシャツ(お揃い)、晴一さんは灰色のTシャツ、サポメンはポルノTシャツを着ていた。
ライブ序盤の方で、新サポメンの方の紹介もあったが、改めてサポメンの紹介が入る。
そして最後に、晴一さんと昭仁さん。
昭仁さん「オンギター！」
観客「(ボイスストラップ)晴一〜！」
昭仁さん「オンギター！」
観客「(ボイスストラップ)晴一〜！」
昭仁さん「ボイスストラップの使い方が、完成しました！！今までツアーで色々回ってきましたが、ここまでの完成度はすごい！タイミングもバッチリ！声質もみんな似とるのぅ！」
なるほど…ボイスストラップの三つ目のボタンはこれ用かー！
私も昭仁か晴一って入れればよかったー！
結局、三つ目のボタン(大好き)は使わなかった……。
しかし、本当、皆さん、息ピッタリ！すごい！！
晴一さん「ここはホールなので、マイクを使わずに言ってみます(！？！？)。ボーカルは〜！」
観客「(ボイスストラップ)昭仁〜！」
晴一さん「ボーカルは〜！」
観客「(ボイスストラップ)昭仁〜！」
晴一さん「ボーカル、岡野昭仁く〜ん！」
おぉ、すげぇ！揃っている！！！
晴一さん「最初の渋谷ライブだと、みんなどのタイミングで使ったらいいか分からなくて、今押していいのかな？って感じだったよね。呼び方も、“アキヒト！”って(ぶっきらぼうな)感じでね。」
昭仁さん「本来ね、この人はあまり声大きくない方なのよ。でもね、これだけ声張り上げたってことは、楽しんでるってことなのよ。」
和やかなMCの後、発表されたのは新曲の【メビウス】
ゆったりとした曲で、カップリング曲やアルバム曲っぽい印象だ。
まだタイアップや発売の時期は未定だが、「まずは皆さんに届けたい！」とのことだった。
昭仁さんや晴一さんは繰り返し伝えた。
今まで魂を込めて作った、あまり演奏されていない曲(マニアックな曲)をみんなに届けたかった、そして各地でライブをやりたかった。
要約すると多分、私達観客側とポルノグラフィティの気持ちは一緒だろう。
会いたかったのだ。
会ってお互いになんとかこの不安な世の中を生きていることを、励まし合いたかったのだ。
多分。
晴一さんが、「こんな日々もあったな、と今日のライブが記憶のしおりになればいい。」と言った。
昭仁さんは、「暗いトンネルのような日々を過ごしている人も中にはいると思うし、今日来た人も何らかの不安を抱えながら来たかもしれないけれど、いつかトンネルの先の光に繋がる。今日がそのきっかけになるといい。」みたいなことを言っていた。
ジーンと来る。
最後は【ジレンマ】
昭仁さんは「阿呆になって、0になって、帰りましょう！」と言い、みんなでノリノリになった。
最近は「ライラ」で終わることが多かったので、「ジレンマ」での終わりは久々だ。
タスクさんが途中からイチゴの被り物をしたり、「今宵、月が見えずとも」を弾いたり、誰だかが「ミュージック・アワー」を弾いたり(ど忘れ)と、最後はお祭り感がすごい。
途中から、ポルノとサポメンが一列になってステージ前方で演奏したのは胸熱だった。
昭仁さんは最初から最後まで手拍子やらジャンプやら変なダンス？やらタオル振り回しやらに全力で、ジレンマでも、それはもう、それはもう動いた。
「自信持っていけ！胸はっていけ！栃木のみんなはすごい！今日のライブはすごい！」
昭仁さんは栃木のみんなを褒めてくれた。何度も何度も。
ライブ一曲目から一体感がすごかったが、最後はすごいを上回るすごさだ。
恒例の最後のジャンプも健在だ。
最後はみんなで一列になり、礼をして、サポメンとポルノが両手グーにしてタッチしていく。
ハグや握手がないのが今風だ。
昭仁さんと晴一さんはステージを行ったり来たりし、手拍子をしたり、手を振ってくれて、感無量だった。
最後は晴一さんが生声で「熱いライブをしてくれてありがとう！」と言い、拍手の後、「あ、させていただいて、だ」と噛んだり言い直したりしていた。
今日は晴一さんもよく噛む。
そして最後は昭仁さん。
「今日はありがとうございました！次に会う日まで、元気でいてください！」
ライブは、終わった。
20:20だった。
【セットリスト】
・IT’S NEW ERA
・幸せについて本気出して考えてみた
・ドリーマー
・ANGRY BIRD
・LiAR
・Free and Freedom
・Love,too Death,too
・ミステーロ(アコースティック)
・サウダージ(アコースティック)
・鉄槌
・Fade away
・元素L
・Winding Road
・THE DAY
・REUNION
・メリッサ
・ハネウマライダー
・テーマソング
*アンコール*
・メビウス(新曲)
・ジレンマ
ライブ終了後、コロナ禍のため、列ごとに退場となった。
足取りは軽い。
ずっと立っていたのに、ずっと手を何らかで使っていたのに、いつもは早く寝るのに、パワーが満ちあふれている。
これがポルノのパワーだ。
今日は栃木まで来てくれてありがとうございました！
私は前回の栃木ライブは行けなかったので、栃木ライブは15年ぶりの参戦でした。
コロナが落ち着いたらその時は……他県でも会いたいし、思い切り声を、出したい。
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