コロナワクチンを接種すると、これで免疫力は大丈夫、コロナ感染は起こらないと思いこむ人もいるようですが、それは間違いです。一時、ワクチン接種後、銀座や渋谷に繰り出す高齢者の姿が目立つというニュースが流れましたが、じつは新型コロナウイルスは油断できません。
ワクチンを打っても、打つ前と同じように、不織布マスクを着用し、換気と手の消毒を怠らず、人との接触もできるだけ控えなければならないのです。また、栄養や運動、睡眠などに十分に気を使い、自己免疫が低下しないように努力することが大切です。
我々の体には、生まれながらにして細菌やウイルス、あるいは異物などを排除する免疫力が備わっています。これを自然免疫と呼んでいます。この免疫力の主役は、血液の中に存在する免疫細胞たちです。
中でも、細胞の1つであるマクロファージや白血球、NK細胞などがその役目を担います。体内に細菌などが侵入してくると、今あげたマクロファージと白血球が、その侵入者を取り込み、食べて殺生してしまいます。
その他の細胞は、その細胞の働きを助けたり、異物侵入の情報をほかの免疫細胞に伝達したりする働きをします。さらに、自然免疫には、免疫記憶をする働きがあります。最近の研究では、自然免疫でも、抗体がつくられて同じ異物が侵入してくるとそれを記憶していて排除することが分かってきたのです。コロナワクチン3回目打ちますか。医者の私が接種しない理由。医学博士・志賀貢/幻冬舎参考。
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