無言歌は続く

　　　
　　モーツァルト忌

　オーストリアの作曲家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの1791年の忌日　

　今宵一枚目の音楽は　マーラー：交響曲第9番ニ長調 　バーンスタイン　イスラエル
　CBS SONY 73DC 233-5
　レナード・バーンスタイン
　　ニューヨークフィルハーモニック
　
　マーラーといえばバーンスタインと思う人もいる

　マーラーは、あからさまに、中心から分裂している。しかも、彼の音楽では、どんな内容も認識でき、解釈されるという不思議な結果を伴ない、相いれない対立する要素もまた同様である。他の作曲家でこのようなことがいえるだろうか？　われわれは、ベートーヴェンを粗野であると同時に男女両性をそなえていると考えられようか？　ドビュッシーを絶妙であると同時にけばけばしいと考えられようか？　モーツァルトを洗練されていると同時に生硬だと考えられようか？　ストラヴィンスキーを客観的だと同時に感傷的だと考えられようか？　まったく考えられないことだ。しかし、マーラーは、ユニークにも、次のような要素をすべて包含している—粗野であると同時に男女両性的、絶妙とけばけばしさ、洗練され、生硬であり、客観的で、感傷的であり、向こう見ずで、内気で、壮大で、自滅的であり、確信をもち、不安定で、修飾的かつ対立的。
（レナード・バーンスタイン／三浦淳史訳「マーラーの時代がきた」）
〜「音楽の手帖　マーラー」（青土社）P96　今もこんな雑誌を持っていると云ふことは珍しいと思う　他にもブルックナーにショパン　ちなみに栞は　隠れたる髪　第九交響曲の「アダージョ」に寄せて　丸山圭介　のところ

　今宵二枚目の音楽は　モーツアルト　レクイエム　ベーム

　モーツァルトは「レクイエム」作曲途中で亡くなってしまいますので　後半は弟子のフランツ・クサーヴァー・ジュースマイヤーによって　補筆完成
　ジェスマイヤー版は　
　とかくモーツァルトと異質　といわれているが　いろいろな版でモーツァルト/「レクイエム」を聞いても　たぶん　これが一番相応しいのだろうな　と感じる　聞き易い音楽ではないが　この録音は是非盤でお勧め
　指揮　カール・ベーム
管弦楽　ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

合唱　ウィーン国立歌劇場合唱団
ソプラノ　エディット・マティス
アルト　ユリア・ハマリ
テノール　ヴィエスワフ・オフマン
バス　カール・リッダーブッシュ

　今日はちょっとのんびりだね　爽やか自然百景　だったかな　毎週これを見ている　その後野菜の時間　素人の面白い発想は見ていて楽しい　のち剪定　昼になる

　久しぶりにラーメン　チキンラーメン　母も痛い痛いと言いながら少しずつ動いている　日に日によくなっているかな　食欲が出てきたね　歩行はおぼつかないくらいまだ痛そうだが　介助すればトイレにも行けるので本人も安心だろう　ただ　腰にサラシを巻いているので　風呂には入れず　今週暖かな昼間にシャワーかな

　暖かな部屋で二人とものど自慢を見てのんびりだ　聖護院大根を輪切りスライス　キムチをつけたが　白菜で　水が出たのでそのキムチ汁に薄切りの大根を漬けてみよう　と云ふ試み　きっとうまいだろうな　あまり水が出んようにスライスをして干しておく　明日夕方取り込んで漬けてみよう　

　午後は柿ばたけで剪定　二本終了　三時に帰宅してお茶　見るものがないので録画してあった「水戸黄門」を見る　佐野さんの水戸黄門　結構面白い　昔からよく見たね

　夕飯に残ったけんちんに色々足しておじや　ご飯も冷凍してあった半分くらいを入れたが　おじやは結構増える　焼き鳥にレバーを適宜　二つで一本くらい　ほうれん草　昼ラーメンに入れた半分　結構うまし　しかし増えたので残る　

　
　夕刻六時より　大河ドラマを見る　いきなり徳川家康が出てきた

　1535年　このひ　徳川家康の祖父松平清康が　尾張桃山の戦いで斬られて戦死　この時切った刀が千手院村正の名刀であった　その十年後　家康の父広忠が　太ももを切られたのも村正　家康自身　少年時代の悪戯で怪我をした小刀も村正　関ヶ原で怪我をしたのも村正の槍　織田信長の無理矢理でやむ不得長男信康の詰め腹を切らせた折の　家来が介錯に使ったのも村正の銘刀であった　妖刀村正　徳川家に祟ったか

　ちなみにウォルト・ディズニーが生まれた日でもある　デズニーランドはまだ行ったことがない　いい機会に出かけてみたいものだ　あそこにはホテルオークラがあったと思う　記憶違いかな