mixiユーザー(id:555665)

2021年12月01日00:46

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閉ざされた世界

子供の眠りが安定してきたので、最近は寝る前に安定して映画が見られたり少しゲームやったり。

・フリー・ガイ

終始アップテンポで賑やかで爽やか、主人公ガイだけでなく全てのキャラクターが(それこそモブキャラに至るまで)印象的で忘れられない、敵たちも含め全員が愛すべきキャラクターに描かれている。特にアントワンの悪い奴ながらも賑やかで憎めないキャラクターは、吹き替えを当てた子安武人氏のキレッキレなテンションもあり主役以上に輝いていた。
お話の大筋はだいたい予告で想像した通りだが、そこまでのストーリーテリングが予測不能な転がり方で「そっちに行ったか!」と思わず感心。ゲーム関係の小ネタも膨大でしっかり笑えるギャグになっており、クライマックスではびっくりするような特大のパロディサプライズも。
「誰もが誰にでもなれる」という予想通りのテーマはもちろん、環境や人の積み重ねが良くも悪くも人を変えるということや、昨今のエンタメ業界への皮肉なども盛り込み、過激なアクションや爆発も豊富なのに子供から大人まで笑って泣けて、もちろんゲームを知らない人でもまったく問題なく楽しめる万人におすすめの傑作。

・ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走!

フランス発のノンストップ暴走コメディ。中から外から次々と問題が噴出しずーっとハイテンションでノリは良いが序盤以外はほぼ車内で展開するうえトラブル同士がそれぞれ単発で連動しておらずやや単調。
サイコ野郎の祖父を筆頭に家族5人+1人の車内、彼らを追う白バイ、警察の上司に至るまでもれなくどうかしている連中揃い、更に途中から彼らをしのぐ気狂いが登場、ツッコミ役が不在のボケ倒しで締まりがなくなる。異物のメロディがあまり目立たず存在感が薄いのも残念。
夫婦間問題が何一つ解決していないのに「愛してる」って言われてもなあ…な感じもあるが、「で、結局どうやって助かるの?」となってからのクライマックスの救出作戦は予想の斜め上で大いに盛り上がったし、「ファイナル・デスティネーション」じみたエンディングは大好き。一番笑ったのは「鼻から飛び出すティッシュ」。
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