新宮・熊野市紀行17　松本峠越え熊野古道

　10月９日土曜日は、熊野市中心部から松本峠越えの熊野古道〔史跡〕〔UNESCO世界文化遺産〕へ向かいました。
　https://www.google.com/maps/@33.8969036,136.1096391,17z

　この古道は熊野参詣道伊勢路の一部になります。

　市街地中心部から気軽に訪れる事が出来るコースのため、近年人気急上昇中みたいです。

　峠の西側は石畳が一部残るものの、風情はイマイチです。

　松本峠手前の見晴場に到着しました。

　先程歩いて来た七里御浜が遠望出来ます。

　古来、伊勢路有数の絶景スポットとして知られた地です。

　杉木立の中を進みます。

　古道入口の笛吹橋から30分程度で標高129ｍの松本峠に到着しました。

　石造地蔵菩薩立像が峠のシンボルになっています。

　ここから四阿(ｱｽﾞﾏﾔ)のあるピークを経て鬼ヶ城本城跡へ向かう支道があるので、そちらへ行ってみました。

　この石垣は城とは関係無いそうです。

　四阿からは七里御浜の眺望が見事でした。

　反対側は大泊海岸です。

　四阿に何度もここへ来ている女性ハイカーがいたので話を聞いてみると「鬼ヶ城本城跡は石垣すら残っておらず、そこから鬼ヶ城〔名勝〕〔天然記念物〕東入口へ降りる事も可能だけど、松本峠東側の古道は非常に風情があるのでオススメだ」との事でした。

　そこで、松本峠を東側へ降りる石畳の古道へと進んだのです。

　苔むした石畳の道なので風情はあるんですが、滑り易くいためヒヤヒヤしながら慎重に降りました。

　東側登り口に到着です。

　眼前には大泊海岸が広がります。

　ここから国道311号線を歩いて鬼ヶ城東入口へ向かいました。

《続く》