本日より、
19都道府県(北海道、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、広島県、福岡県、沖縄県)に新型コロナ緊急事態宣言中。
8県(宮城県、岡山県、福島県、石川県、
香川県、熊本県、宮崎県、鹿児島県)新型コロナまん延防止等重点措置中。
9月13日18時30分時点(9月12日 日曜日分)の全国新規感染者数は4171人。東京都611人、愛知県554人、神奈川県529人、大阪府452人、千葉県294人がベスト5となっています。
昨日9月12日の香川県の新型コロナ陽性者は5人で累計で4575人となりました。
8月28日に回り残した仁尾・古街歩きの続編。
スタートは市民センター仁尾からです。
橋が架かってますが、ここは運河。
当然、近くの海とつながっていて今は引き潮のようです。
前回、買い出しに行った「ショッピングストア今川」の移転前の店舗のようです。
メインストリートの脇には今も息づく銭湯がありました。その名も「大井温泉」。
今日の宿にチェックインした後に入りに来ようと思います。
裏から見る薪を焚く時に煙の出るレトロな煙突がまた良いのです。
吉祥院。
平安時代の創建と言われています。
盆栽のように美しい万寿はくは樹齢約400年だそうです。
瑞雲寺近くの路地を曲がると・・・
伊藤製パン所(通称イトパン)が見えて来ました。
創業70年近くで昭和の匂いがプンプンします。
おばあちゃんが作る昔ながらのパンから「揚げパン(120円税込)」と「カボチャあんパン(120円税込)」をチョイス。
散策していて、いい場所があったら食べよう!
伊藤製パン所
【住】香川県三豊市仁尾町仁尾丁347
【電】0875-82-2240
【営】7:00〜18:30
【休】日曜
【駐】無
メインストリートにもレトロなお店が続きます。仁尾酢の田野屋さんの工場は開いていない様子。
辻の札場。
江戸時代の告知板ですが、1979年(昭和54年)まで旧・仁尾町役場の掲示板として現役で活躍していました。
さあ、また中ノ丁通り(なかんちょ)に入って行きます。
今度こそ入店の「長兵衛」。
店内のメニューを見ながら、ノーマルの中華そば(550円税込)としたいところですが、空腹にて大(750円税込)にします。
チャーシューの他にかまぼことハムも乗っていてネギともやしの鶏ガラ醤油味は昭和デフォルト!
大に見合う麺のボリュームも相まってナイスな一品でした。
長兵衛
【住】香川県三豊市仁尾町仁尾丁861-1
【電】0875-82-2141
【営】10:00〜15:00
【休】水曜
【席】10席
【駐】5台程度(店から少し離れています)
金光寺。
細川頼弘公の菩提寺で
4年前の八朔祭りの時には墓参りしていました。
・・・とここで、やはりオリンパスのミラーレス 「OM-D E-M10 markIII」の調子がすこぶる悪く、撮影不可に・・・スペアのカメラも持ってきていなかったため、ここからスマホのカメラに頼ることになります。
まずは、気持ちを落ち着けるため金光寺の門前で先ほど「伊藤製パン所」で買ったパン二つをかじります。はす向かいの民家にいる飼い犬が物欲しそうに吠えることなく見ているのが可愛かったです(笑)
おばあちゃんの懐かしパンでパワー充填した後は、金光寺本堂にてお参り。
その後再び、松賀屋周辺の仁尾酢を販売している「
田野屋」の販売所に買い付けに行きます。
1741年(寛保元年)創業270年余りのこの辺りでは老舗中の老舗です。
今回は地元フルーツを使ったイチジク酢(500円税込)をチョイスしてペイペイ払い。
ちょうど、ご主人がおられて先ほど道中で閉まっていた工場の方の内部見学をさせていただけるとのこと!
ご厚意に甘えて工場まで車で送っていただきました。
まず、米を井戸水で蒸らして作る薪を入れて炊く五右衛門風呂のような大釜を見せてくれて、運ぶのが大変だったことや酒になっている時は売ったら違反になることなど楽しそうに話してくれます。最後に発酵中の杉樽の中身まで見せてくれて大収穫の見学でした。
ちなみに現在、杉樽を作る職人さんがいなくなりかけており、小豆島の醤油屋さんが弟子入りして受け継いでいるようです。
気さくなご主人の説明に魅了された1時間弱でした。
さて、松賀屋まで戻していただいて、散策再開。
金比羅灯篭。
江戸時代には船が港に入ってくるときの灯台的存在でした。
現在は住宅地ですが、そう考えると結構、埋め立てられているのですね〜。
ぷちか堂。
ショートケーキやタルトを売っている有名店のようですが、おばあちゃんのパン二個と長兵衛の中華そば大で満腹のため、外観だけスマホを向けてパチリ!
常徳寺。
鐘楼門にソテツの木。
重文の円通殿で締め。
さあ、ぐるっと回って冒頭に渡った運河まで戻ってきました。今は満ちており、時の流れが感じられます。
車に戻って仁尾酢の確認。見事なまでに純米酢で入っているイチジクも恐らく工場の庭に植わっていたやつでしょう。地産地消の酢なんて現代では贅沢すぎます。
では、今日の宿「
瀬戸内ゲストハウス タイヨウとうみ」の16時チェックイン時間が近づいてきたので、県道271号線を観音寺方面に走らせます。仁尾サンビーチの看板を目印に山側に左折。みかん畑とともに昭和風の古民家が見えて来ました。入口で優しそうな同年代くらいの女性が出迎えてくれます。
座敷に案内されてチェックイン。
マンボウ解除が延期となった香川県ですが、どうやら「
新うどん県泊まってかがわ割」適用OKのようで
一泊夕朝食付きプラン9500円の所、半額の4750円で泊まることができて、2000円分の「新かがわ割クーポン」までもらえる太っ腹ぶり。
やるな!香川県!!
2000円クーポンは早速三豊産のミカンとビワの蜂蜜に変えてもらいました。これで最近ずっと飲んでいる酢と蜂蜜のドリンクが作れます。
夕ご飯は19時指定としましたので、それまでに先述した三豊市唯一の銭湯のである「大井温泉」にレッツゴー。
1965年(昭和40年)8月創業だそうで私より年上だなぁ・・・。
犬に吠えられながら暖簾をくぐると左側が男湯の様子。入湯料は400円税込でペイペイ払いもできます。中は大(ジェットバス)小(ノーマル)浴槽と電気風呂、スチームサウナを完備。
薪で炊くちょっと熱めで深い風呂場はまさに昭和の香り。時間的にはほぼ貸し切り状態で良かったです。
大井温泉
【住】香川県三豊市仁尾町仁尾丁246-1
【電】0875-82-2304
【営】15:00~22:30
【休】毎月 8・18・28日
【駐】店舗周辺6、7台くらい
宿に戻ってまいりました。
寝室に見上げると鎮座されている立派な神棚。
ミニキッチンに中庭。
玄関に続く廊下にグッズ売り場スペース。
座敷から見る裏庭のミカン畑と玄関からの渡り廊下から見るビーチ(晴れていたら美しい夕日が見られるそうです)。
楽しみにしていた夕食タイム!
奥さんが腕に寄りをかけて作られた種類の多いお膳が感動的!畑で撮れたものをふんだんに使って、味噌などからほぼ100%の手作りで見た目もオシャレです。ご飯もコシヒカリの新米でホクホク!
地元の焼きカマスに添えられた塩レモンも手抜かりなく、醤油をかけることなく魚本来の味を楽しめました。
長女さんが作ってくれたと言うシフォンのお花が混じった生クリームデザートも絶品!将来、お母さん並みのポテンシャルが爆発すること間違いないでしょう。
瀬戸内ゲストハウス タイヨウとうみ
【住】香川県三豊市仁尾町仁尾甲1362-12
【電】0875-23-6300
【IN】 16:00~19:00
【OUT】7:00~10:00
【駐】3台程度
そんなボリューム満点で安心素材の料理と話題豊富な奥様にいろんな面白い話もしていただき、仁尾の街並みリベンジを中心とした一日目が終わりました。二日目のこれまた良かった朝食と丸亀のペイペイ第二弾還元祭りの帰路に
少しだけ続く。
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