M32星雲のアダムとイブ

ゆっくり湯船に入る喜びを久々に思い出した。

・サマー・シャーク・アタック

「トレマーズ」をサメ映画に変えてぐーっと予算を落としたような作品。少なくとも監督は間違いなく「トレマーズ」ファンだろう。河湖でオオメジロザメが大暴れ、といえば「レッド・ウォーター　サメ地獄」を彷彿とさせるが、アレと比較しても幾分牧歌的で脱力系の笑いが起きる類。
実写の鮫映像と拙いCGを組み合わせたサメのクオリティは間違いなくC級で襲撃シーンもごまかしが多いが、サメ退治のギミックや有名映画のオマージュが微笑ましく登場人物たちにいわゆるクズがおらずみんな好感度が高いのは好印象。
クライマックス、まさか「キングスマン」ばりの汚ねえ花火が見られるとは。

・かぐや様は告らせたい 天才たちの恋愛頭脳戦　〜ミニ〜

もとが基本一話完結のギャグマンガということもあり、無理矢理ブッ繋げた劇場版よりこちらの形式の方が明らかにあっている。
尋常じゃない破壊力のエンディング含めハシカンの魅力は相変わらず、ぎこちなかった平野紫曜も慣れてきたのかショートエピゆえ粗が出ないのか劇場版よりも魅力を引き出されているように見える。
エピそのものも原作に寄ってきており安心して見られ、不自然さも無く笑える。