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2021年11月11日13:33

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寂聴師 遷化。

■瀬戸内寂聴さん死去「私はたぶん、今年死ぬ」  佐藤愛子さん「仲間がいなくなってしまった」
(AERA dot. - 11月11日 13:10)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=6736404

いつも、考えさせるのは、悟りを開いた人は現世のことをやりきって悟りを開くことです。
たとえば、チベットのカーギュ派の開祖、ミラレパです。
ミラレパの死には、宇宙人が現れて「地球人には活用できないから」と舎利を奪って天に行ってしまったという話付きです。
仇に復讐してから、悟りを開いた人です。

この逆の、破産した商人や死刑になった悪人が悟りを開いたという話は、少なくとも大物に関してはありません(『宇治拾遺物語』に悪人が往生する話がありますが、名も残らない小物です。『春雨物語』のそれは、創作です)

寂聴さんが描いたのは、女の恋愛です。
男を好きになる主体としての女です。きわどい話もあります。
ご本人も、夫の教え子と駆け落ちしています。
娘の受験の時に東京女子大のパンフレットを取り寄せたら、OBのコーナーには脚本家や美人のCAなど。なぜ、寂聴さんがいないのか。「そりゃあ、ママが橋本君と駆け落ちするようなものだから。」と理由を話したら、娘は口をあんぐり開けてしばらく黙っていました。話に聞く啞然とするとは、このことです。

だからこそ、菅野スガ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AE%A1%E9%87%8E%E3%82%B9%E3%82%AC
(私は、至上稀に見る悪女、極悪非道のメスだと思います。初体験がレイプだったそうですが、そういうことを考慮に入れても、アレは… 荒畑寒村が気の毒だというだけではなく。このバカ女が平民社を潰したともいえるでしょう。幸徳大逆事件は、今日の基準でいっても、幸徳は冤罪ですが、菅野スガは有罪です。)
みたいなのの評伝も書けるわけです。

寂聴さんの、弱者のカウンセリング活動は、素晴らしいものでした。
得度の師は、今東光です。別尊法がわかっている人でした。

そして、デ〇夫人が「付き合っている男がだんだん悪い男になる」などと、要所要所で、練った発言をしています。
いろいろな人と交流がありましたが、魂の駆け込み寺的な存在でもありました。
「スタッフ細胞はあります」の人とも、交流がありました。

タブーなき世界の住人でないと、真のカウンセリングは出来ないでしょうね。

しかし、師の今東光は、『文芸時代」の同人。新感覚派の正規のメンバーです。、この日記に登場する佐藤愛子の兄、サトウハチローは、『文芸時代』解散後の亜流の一つ『文学時代』出身です。

改めて、時代の移り変わりを実感します。

ご冥福をお祈りします。
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