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2021年10月09日00:07

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考え方のクセ

DBサーバーを使ったシステムのリリースでトラブり、昨日は日記が書ける時間に帰宅できませんでした。トラブルのリカバリーの話をしていて、「そう言えばER図(リレーショナルデータベースのテーブルおよび実際のデータの関連性を表した図)はないのか」と聞いたら、DBサーバーは使用しているものの、独立したデータテーブルをいくつも持っているだけ、との回答でした。後からデータの差し替えをするのは大変だから、ユーザーインターフェース画面から修正データを登録してほしい、とか言われたのですが、確かにそういう設計をしているのなら、データのどこをどう直すか考えるのは大変だろうと思います。その話をしていて、ひょっとすると、私は自分の知識をリレーショナルデータベース的な記憶で持っているのかもしれない、とふと思ってしまいました。

知識はネットワーク、としばしばこの日記で書いていますけれど、知識をネットワークで覚えるというのは、ある知識と別の知識の紐付けを考えながら覚えるということで、一回立ち止まって二つの知識の共通項を抜き出し、その他の要素がその共通項とどのように関連しているかを考えることになります。これはリレーショナルデータベース(RDB)の設計そのものであり、私の頭はこういう知識の覚え方をしていて、そのせいで他の知識から「独立した」知識が定着しにくいのかもしれない、と考えてしまいます。また、外国語の習得が苦手なのも、言語と実体、そして言語同士の関係構築をするほどまでその言語をおぼえるのが大変だから、とも思えます。

RBDと言う発想をする人がいたわけですから、RBDは人間の思考から外れたものではないのでしょうけれど、何となく、それが自然にできる人とできない人がいてもおかしくありません。となれば、一般的に人はRDB的な発送が難しくて、それが慢性的なIT業界人手不足の原因と言うになりましょう
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