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2021年09月25日23:15

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最終三部作I 皇帝の降臨

子育ては家が傷つくことを覚悟せよ、って本当だな。

・ゴジラvsコング

スカスカの人間ドラマ、無駄に多いくせに薄っすい浅っさいキャラクター(監督は芹沢博士嫌いなの?)、手垢のついたSF描写。笑えるところは多少あったが。
そんなノイズを忘れさせるほどの圧倒的なVSだった。「KOM」よりも明々と、「髑髏島」以上の迫力と重厚感で、ゴジラとコングが殴る蹴る投げる沈める踏みつける。もちろんファンならニヤリのシリーズオマージュも忘れない。わかりやすいがニクい使い方をしてくれる
ありきたりで、わかりきっていた展開なのにクライマックスでは多幸感に涙が溢れ、生々しいフェイタリティにガッツポーズ。見終えた後はドラミング必至のもの凄ーく尖りに尖ったど傑作。


・グレムリン

子供の頃に見たきりだったが、今見ると85年作とは思えないクリーチャーたちの見事な生命感・質感・躍動感に驚く。また、きちんとアメリカ伝承の「グレムリン」に忠実な習性を持っていることがわかる。死人も出るし、なかなかにエグい殺害スタイルなども良く出来たブラック(というよりホラー)・コメディエンターテイメントだ。真夜中過ぎから何時まで喰わせてはならないのかとか、水はダメでも煌々としたパブの中でビールのがぶ飲みはいいのかなど、80年代らしいいい塩梅のいい加減さも。
主人公ビリーは特徴のないいかにもな主人公スタイルだが、コトの元凶なのにユーモラスで憎めない父親、理解があり懐深いが腹を決めたら勇敢な母、それになんといってもヒロインを演じたファービー・ケイツの可愛らしさが抜群だ。
正直なところ、ビリーとギズモとの絆もケイトとのロマンスも添え物に過ぎず割とどうでもいい。主役はグレムリン達であり、彼らの大暴れがハイライトなので前半は退屈極まりない。
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