美しい自然が広がる南フランスの田舎を舞台に、隣接する2つの村の子どもたちが繰り広げる抗争を軽快なタッチで描き、当時のフランス社会を風刺した名作コメディ。フランスの国民的作家ルイ・ペルゴーの小説「ボタン戦争」をもとに、舞台俳優出身のイブ・ロベールがメガホンをとり、「禁じられた遊び」の原作者フランソワ・ボワイエと共同で脚色を手がけた。隣り合った村ロンジュヴェルヌとヴェルランの子どもたちは、いつも対立していた。それぞれの大将はルブラックとラズテックで、両者は村の境界にある砂地の原っぱで戦い、勝った方は戦利品として相手の服のボタンを手に入れる。敗北してボタンを奪われたルブラックは、家に帰ると親からきつく叱られてしまう。今度こそ無傷で勝ちたい彼は、ある妙案を思いつく。世界中で大ヒットを記録し、日本でも1963年に公開され劇中曲「わんぱくマーチ」とあわせて人気を博した。製作から60周年を記念し、2021年8月にデジタルリマスター版でリバイバル公開。(映画.comより)
<2021年9月12日 劇場鑑賞>
1962年の映画(日本公開は1963年)。この映画全然知らなかったのですが、子供が好きなので、やんちゃそうな男の子が一杯出てくる予告編を見て「楽しそうだなぁ。かわいいし」と思って選択しました。白黒映画なんて珍しいし。
もう!楽しかった!田舎で隣村同士の子供たちは、いつも戦争しています。それぞれ身体の大きな子(おそらく年長)をリーダーとし、まだ4歳か5歳くらいかと思われるような子供まで、皆で徒党を組んで、パチンコ・木の枝・小石などを武器に、時に策略を巡らし、時に親の目を欺き、憎き隣村の看板にはよろしくないことを落書きし、勉強などはそっちのけで争いまくっています。
しかしながら、生身で遊ぶ昔の子供たちは、相手を傷つけることはご法度だと体で覚えています。そこで、捕虜となった子供からは、服やズボンのボタンをすべて剥ぎ取り、ついでにサスペンダーを切ってしまうという罰を与えます。被害者は、ずり落ちたみっともない格好で帰らなければならなくなり、恥をかくという塩梅です。
すると、被害に遭った村の子供たちは、自分たちは素っ裸のフリチンで相手の村を攻める、という戦法を取ります。そうすればボタンを取られる心配もないわけです。しかしこの戦法は、風邪をひいた子が一人ではなかったことや、足の裏などにケガをするということで、一回で中止になります(笑)。
まぁそんなこんなで、裏切り者が吊し上げにあったり、せっかく作った秘密基地がトラクターで踏み潰されたりと、いろんなことがあった挙句に、片方の村のリーダーがとうとう親に寄宿舎送りにされる、というオチを迎えます。寄宿舎なんてイヤだとあんなに抵抗したのに・・・。意気消沈するリーダー。しかし、話はもう一展開を見せるのでした!
ラストは思わず声を出さずに大笑いしました。あははは!楽しすぎる!いいですねぇ、男の子って。ちょっとうらやましかったりもしました。
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