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2021年08月13日14:03

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靖国神社参拝関連の記事って、久しぶりに読んだ気がする。

私が小学校位の頃だったでしょうか。
首相が参拝すると騒ぎになり、新聞で連日書き立てられていたような?
母親に、どう言う事?と聞くと、戦犯を祭ってある神社を参拝するから、日本と戦争した国が怒っているんだってという話でした。
その時はそれで終わっていたのですが、まぁ、その後も夏になると耳目にする話で、戦犯お参りしちゃダメだよね。と単純に思っていた次第です。

その後もこの手の報道が新聞やTVでのニュースで流れるのですが、A級戦犯という言葉だけが流れ、漠然とAが一番悪い犯罪なんだと思っていた次第です。
ですが、ある日、AがあるならBとかCもあるよね?と思い、図書館なので色々とみていると疑問が湧いたわけです。

A級戦犯 平和に対する罪
B級戦犯 通例の戦争犯罪(戦時中の国際法に抵触する民間施設への攻撃などの罪)
C級戦犯 民間人への攻撃、虐殺などの人道的な罪

となっているわけです。
若かりし頃の私からすれば、人道的な罪の方が平和に対する罪よりも重いと感じたわけです。
ですから、これって実は逆なのでは?と思ったんですよね。
その頃からですかね、新聞報道に疑問を持つようになったのは。
因みに、諸外国では、単に戦争犯罪と表現し、その内容について呼称し、A級B級と言う表現は、米国のみが使っているそうです。
ですからこれは、罪の重さを表現しているのではなく単に種類の区別をしているに過ぎない表現になるわけです。
平和に対する罪と言うのも、第二次世界大戦で、連合国がドイツに勝利したさいに新たに作られた罪だそうです。

因みに「C級戦犯」と呼ばれる「人道に対する罪」は、第一次世界大戦後に作られた罪だそうで、オスマン帝国によるアルメニア人大量虐殺を裁くために作られようとしたのですが、米国と日本は反対したそうです。

さて、A級戦犯ですが、「平和に対する罪」と第二次世界大戦後に新たに加えられた戦争犯罪になるわけですが、では、それって一体何なの?という話ですよね。

侵略戦争を行った罪

という事になるそうです。
日本は侵略戦争を行ったので、それを指導した人達を罰しますという罪なわけです。

因みに日本の戦争犯罪ではC級で裁かれた人が殆ど居なかったそうです。

では、日本人としてという話になるわけですが、侵略戦争を引き起こした人達が祭られている場所への参拝って、そんなに悪い事なの?という話になるわけです。
戦争って基本的には侵略戦争ですよね。
第二次世界大戦以前に侵略戦争をした国が無かったのか?という話になるわけです。

B級は一般的な戦争犯罪という事で、戦争に加担した国は多かれ少なかれ犯す罪になるわけですが、日本人で裁かれる人が殆ど居なかったとされる、C級の虐殺と、A級の侵略戦争の罪を比べた場合、どちらがより重い罪なのか?という話になるのではありませんかね。

侵略戦争を起こしたことが罪という事なのであれば、それは勝者側の理屈でしか無いわけですよね。
攻め滅ぼされる前に、先手を打てば、それは全て侵略行為になるわけです。
先に手を出し勝てば良いのですが、負ければ、戦争を起こした理由がどうであれ、勝った側の理屈で裁かれるわけです。

ただ、ここまで書いても、日本のメディアが伝えるA級戦犯のイメージと、侵略戦争を起こした罪という語彙が持つイメージが合わないんですよね。

中国や韓国が問題視しているという事ですが、それが何?という話になるわけです。
侵略行為が罪というのであれば、竹島を占拠している韓国は?という話ですし、尖閣諸島周辺をウロウロしている中国は何?という話なわけです。
韓国は侵略ですし、中国は挑発行為ですよね。
取り合えず、問題視したければ、竹島を返し、尖閣周辺に近寄る行為をやめる方が先なのではありませんかね。

で、そういう事を報じる事無く、何となく一番悪いというイメージを受け付けA級戦犯と言い続けるマスメディアって一体何なの?と。

西村康稔経済再生相
西村経済再生相
西村氏

この記事だけも3種類使っているわけですが、ここも如何な物かと思うんですよね。

経済再生相 西村康稔氏とか、西村氏(経済再生相)と書けば、以下西村氏でも良いと思うのですが、役職を敬称替わり使い途中から外すのって、とても失礼だと習いましたよ?
新聞社では、一般的な礼儀は習わないのでしょうか。
それとも、私がそうだと思っているだけで、世の中の常識は、別という事なのでしょうかね・・。




■西村経済再生相が靖国神社を参拝 菅内閣の現職閣僚で初
(朝日新聞デジタル - 08月13日 11:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=6627801

 政府内で新型コロナウイルス対応を担う西村康稔経済再生相が13日午前、東京・九段の靖国神社を参拝したことが同神社への取材で分かった。関係者によると、私費で玉串料を納めたという。西村氏は昨年、終戦の日の翌16日に参拝している。昨年9月に菅内閣が発足して以降、現職閣僚の靖国神社への参拝は初めてとみられる。


 西村氏は12日、新型コロナの感染拡大を受け、記者団の取材に「お盆の季節になっているが、ぜひとも自宅で家族でステイホームでお願いをしたい」と話していた。超党派の議員連盟「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」は一斉参拝を見送っている。


 靖国神社には太平洋戦争などの戦死者がまつられているが、戦争当時の指導者で、極東国際軍事裁判(東京裁判)で「A級戦犯」とされた14人が合祀(ごうし)されており、中国や韓国が首相や閣僚の参拝を問題視している。
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