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2021年08月07日22:03

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ローズメイカー 奇跡のバラ(La fine fleur)

 「大統領の料理人」「偉大なるマルグリット」のカトリーヌ・フロ演じるバラ園経営者と素人集団たちが世界屈指のバラ・コンクールに挑む姿を描いたドラマ。フランス郊外で父が遺した小さなバラ園を経営する頑固者のエヴ。人を雇う余裕などなく、倒産寸前に追い込まれたバラ園に、職業訓練所から派遣された3人の素人がスタッフとして加わることとなった。しかし、バラに関して何も知らない彼らはエヴを手助けするどころか、足を引っ張ることに。そんな中、エヴは世界初となる新種のバラの交配を思いつき、バガテル新品種国際バラ・コンクールに挑むことを決心するが……。監督は本作が長編監督2作目となるピエール・ピノー。(映画.comより)







<2021年8月1日 劇場鑑賞>

 都会でも単館上映の作品が、田舎に!最初から午後3時半からの上映しかなかったけれど、これは行くべし!と、張り切って行ってきました。久しぶりのフランス映画。

 主人公は、父から広大な(と私は思いました)バラ園を受け継いだ女性エヴ。真面目で才能もあるがカタブツで、ここのところは行き詰まっています。父の代ではコンクールで優勝した経験もあり、一時は名も知れてて顧客も付いていたのですが、斜陽になると人って離れていきますからね、苦しい台所事情です。でも、やっぱり自分と昔からの仲間(会計兼秘書みたいな感じ)の女性との二人ではやっていけなくて、結局、安く済ませるため、更生プログラムを受けている面々を雇うことにします。

 やってきたのは個性あふれる3人。体中タトゥーだらけのワルな青年、初老のおじさん、そして神経質でビビリな若い女性です。もちろん、バラに関してはまったくの素人。これは思いやられますね〜、でも、贅沢は言えないのです。そこに金儲け主義のリッチなバラ園経営者(でも実はエヴの技術を取り込みたいと思ってる)や、青年の(育児放棄の)両親などが絡み、話が進んでいきます。

 話は目新しいものではありませんでした。エヴ側は、接ぎ木するために犯罪めいたことを犯したり、青年にとある才能を見出したり、もうダメというときに偶然(?)素晴らしいバラが咲いてたり、かなりご都合主義な話が展開しますし、更生プログラムの3人もいい人過ぎる(笑)。でもね、これこそ娯楽。安心して見ていられて、目にも楽しい美しいバラが堪能できる。バラは本当に美しかった。個人的には淡い黄色というか、やさしい黄色がきれいと思いました。「大統領の料理人」でも存在感を発揮していたカトリーヌ・フロが安定の演技で場を引っ張り、「こういう話、ありそう」と思わせてくれました。短くて見やすいし、刺激を求めずゆっくり見たいときにおススメです。
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